☆ショーン・コネリー略歴

★SEAN CONNERY

 1930年8月25日、イギリス、スコットランドのエジンバラで生まれる。父親ジョゼフはトラックの運転手で、生活は決して楽ではなかった。ショーンは学校に通いながらミルク配達をしたり、ポテト運びをした。
 48年18歳で海軍に入隊し、航空母艦編隊の砲兵隊員となり三年後に除隊、それから、セメント・ミキサー、煉瓦工、鋼鉄曲げ工、印刷工助手、救難救助人、棺桶みがきと、さまざまな職業に就いたが長続きせず10年近くも続いていた。その間に、趣味の重量上げで「ミスター・ユニバース」コンテストでスコットランド代表に出場、モデルの仕事もしていた。
 たまたま休暇にロンドンに出かけた時、苦労して貯めたお金で芝居見物を楽しんだ。その時、昔の友人とばったり会い、ヒット・ミュージカル「南太平洋」出演のテストを受けてみないかと進められる。友人はその「南太平洋」に出演していて、合唱隊に一人欠員が出たという事だった。コネリーは始めは乗り気ではなかったが、コーラス・ボーイに合格してしまった。48時間みっちりとダンスをしこまれ、18ヶ月間、ロンドンと地方公演の「南太平洋」の舞台を続けるうちに、彼は演劇こそ自分の生涯の仕事だと確信し、俳優業を志すようになる。
 54年、イギリス映画「Lilacs in the Spribg」で映画デビュー、55年に「帰り道無し」。その後、アメリカの映画会社に籍をおき、長期契約で縛られることになる為、その後は極度に長期契約を嫌った。この時期に他社に貸し出され、57年「虎の行動」「地獄特急」、58年「殴り込み愚連隊」、59年「ターザンの決斗」「四つの願い」、60年「別の時、別の場所で」ではラナ・ターナーの相手役として共演したが、アメリカではあまり収穫はなかった。コネリーはロンドンに戻ったが契約が邪魔して、当初はテレビにしか出演出来なかった。BBCテレビの「アンナ・カレニア」でクレア・ブルームと共演して名声を上げる。
 58年、そのころハリー・サルツマンとアルバート・R・ブロッコリが、当時ベスト・セラーだったイアン・フレミングの小説を映画化することになり、主人公ジェームズ・ボンドに扮する俳優を、ロンドン・エキスプレス紙を通して読者から適任の俳優を募集した結果、ショーン・コネリーが一位だった。それから「007」編集担当のピーター・ハントを通じて、ジェームズ・ボンド役を抜擢される。最初の契約は14ヶ月ごとに一作、他の作品にも出演してもいいという事だった。
 62年「史上最大の作戦」に脇役ながら注目され、ダイアン・シレントと共演して間もなく結婚し、二人の子供が生まれる。
 67年「007は二度死ぬ」では日本が舞台で、丹波哲郎と共演し、007のイオン・プロダクションとの契約が切れる。イオン・プロは再契約を申し込んだが、コネリーは断った。それは007の映画撮影に入ると、007の撮影に係っきりになり、また撮影延長になることが多かったからだ。コネリーはボンド役者という限られた役だけではなく、他の映画にも出演したいということだった。
 71年「007/ダイヤモンドは永遠に」に再出演するが、それはユナイト映画からもう一度ショーン・コネリーを主演させてほしいと要望があり、125万ドルの出演料プラス収益のパーセンテージという巨額な出演料が払われ、撮影期間も18週間以内に終了すること、1週間延びるごとに1万ドルを支払うという契約だった。私生活では、この頃から妻のダイアンとは別居生活となる。
 74年に「オリエント急行殺人事件」に出演した頃から、人生経験を重ねた男ならではの渋さが加わり、大物スターとしての円熟味の境地に磨きがかかる。
 83年「ネバーセイ・ネバーアゲイン」に出演、この年、本家の007は「007/オクトパシー」をロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じていた。「ネバーセイ・ネバーアゲイン」の意味は「二度とやらないとは、言わない」で、コネリーがジェームズ・ボンドを再演した。
 87年「アンタッチャブル」でアカデミー賞助演男優賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞を受賞する。また86年製作の「薔薇の名前」では、フランスで最高の栄誉であるレジオンドヌール勲章と芸術文学勲章、イギリス・アカデミー協会の主演男優賞を受賞した。
 90年には、世界の映画に傑出した貢献を果たした、イギリスの俳優に与えられる生涯功労賞を受け、アカデミー協会の特製のシルバー・マスクが、イギリス王室のアン王女から授与された。他に多くの勲章も授与される。
 2000年には、イギリス女王の新年の叙勲で、ナイト爵位を授与される。

画像
★映画出演作品
〈1954〉
  (未公開)/LILACS IN THE SPRIBG
〈1955〉
  帰り道無し/NO ROAD BACK
〈1957〉
  虎の行動/
  地獄特急/HELL DRIVERS
〈1958〉
  殴り込み愚連隊/
〈1959〉
  ターザンの決斗/
  四つの願い/DARBY O'GILL AND THE LITTLE PEOPLE
〈1960〉
  別の時、別の場所で/
〈1961〉
  ダイナミック作戦/ON THE FIDDLE
〈1962〉
  史上最大の作戦/THE LONGEST DAY
  007/ドクター・ノオ(007は殺しの番号)/Dr. NO
〈1963〉
  007/ロシアより愛をこめて(007/危機一発)
     /FROM RUSSIA WITH LOVE
〈1964〉
  007/ゴールドフィンガー/GOLDFINGER
  マーニー/MARNIE
〈1965〉
  007/サンダーボール作戦/THUNDERBALL
〈1967〉
  007は二度死ぬ/YOU ONLY LIVE TWICE
〈1968〉
  シャラコ/SHALAKO
〈1969〉
  男の闘い/THE MOLLY MAGUIRES
〈1970〉
  赤いテント/KRASNAYA PALAKTA (THE RED TENT)
〈1971〉
  007/ダイヤモンドは永遠に/DIAMONDS ARE FOREVER
  盗聴作戦/THE ANDERSON TAPES
〈1974〉
  オスロ国際空港 ダブル・ハイジャック/THE TERRORISTS
  オリエント急行殺人事件
    /MURDER ON THE ORIENT EXPRESS
  未来惑星ザルドス/ZARDOZ
〈1975〉
  王になろうとした男/THE MAN WHO WOULD BE KING
  風とライオン/THE WIND AND THE LION
〈1976〉
  ロビンとマリアン/ROBIN AND MARIAN
〈1977〉
  遠すぎた橋/A BRIDGE TOO FAR
〈1979〉
  さらばキューバ/CUBA
  大列車強盗/THE FIRST GREAT TRAIN ROBBERY
  メテオ/METEOR
〈1981〉
  アウトランド/OUTLAND
  バンデットQ/TIME BANDITS
〈1982〉
  シークレット・レンズ/WRONG IS RIGHT
  氷壁の女/FIVE DAYS ONE SUMMER
〈1983〉
  ネバーセイ・ネバーアゲイン/NEVER SAY NEVER AGAIN
〈1984〉
  勇者の剣/SWORD OF THE VALIANT-
       THE LEGEND OF GAWAIN
         AND THE GREEN KNIGHT
〈1986〉
  ハイランダー 悪魔の戦士/HIGHLANDER
  薔薇の名前/THE NAME OF THE ROSE
〈1987〉
  アンタッチャブル/THE UNTOUCHABLES
〈1988〉
  ブレシディオの男たち/THE PRESIDIO
  メモリーズ・オブ・ミー/MEMORIES OF ME
〈1989〉
  インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
     /INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE
  ファミリービジネス/FAMILY BUSINESS
〈1990〉
  レッド・オクトーバーを追え!
     /THE HUNT FOR RED OCTOBER
  ロシア・ハウス/THE RUSSIA HOUSE
〈1991〉
  ハイランダー2 甦る戦士
     /HIGHLANDER2-THE QUICKENING
  ロビン・フッド/ROBIN HOOD: PRINCE OF THIEVES
〈1992〉
  ザ・スタンド/MEDICINE MAN
〈1993〉
  ライジング・サン/RISING SUN
〈1994〉
  グッドマン・イン・アフリカ/A GOOD MAN IN AFRICA
〈1995〉
  トゥルーナイト/FIRST KNIGHT
  理由/JUST CAUSE
〈1996〉
  ザ・ロック/THE ROCK
  ドラゴンハート/DRAGONHEART
〈1998〉
  アベンジャーズ/THE AVENGERS
〈1999〉
  エントラップメント/ENTRAPMENT
  マイ・ハート, マイ・ラブ/PLAYING BY HEART
〈2000〉
  小説家を見つけたら/FINDING FORRESTER
〈2003〉
  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
     /THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN

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