●ブレイク・エドワーズ監督作品

★BLAKE EDWARDS

 1922年7月26日、アメリカのオクラホマ州タルサで生まれる。三歳の時、一家はカリフォルニアへ移る。父親はジャック・マクエドワードでベテランのプロダクション・マネージャーをしていた。それで彼は幼い頃から映画に慣れ親しんで育つ。
 デビューは48年、親友のジャン・チャンピオンと組んでモノグラム映画から「パンハンドル」を発表した。後にエドワーズは「我々のアイデアは、世人を驚かすほどのものではなかった」と当時を回想しています。その後、脚本、演技も経験し、ラジオ、テレビ界へも進出した。そして「野望に燃える」「年頃ですもの!」「休暇はパリで」などの自らのスクリプトを演出し、59年「ペティコート作戦」で独自のシャレたコメディ・スタイルを確立した。
 この時期、彼はテレビ界へと返り、58年から三年間、世界的高視聴率を維持したハードボイルド・シリーズ「ピーター・ガン」を演出し有名になる。
 61年に、オードリー・ヘップバーンとジョージ・ペパードのラブ・ロマンス「テファニーで朝食を」で映画界でも有名になる。
 63年には「ピンクの豹」を企画し、王女役にオードリー・ヘップバーン、怪盗ファントムにはイギリスの名優デビッド・ニーブン、クルーゾー役にピーター・ユスチノフがキャスティングされたが、オードリーの出演は実現できず、ローマでの撮影直前になってピーター・ユスチノフが出演拒否して、急遽代わりに同じピーターでも、ピーター・セラーズがクルーゾー役を演じる事になる。この映画はデビッド・ニーブンのための映画となるはずだったが、わき役のクルーゾー警部の方が有名になり、それからピーター・セラーズとは「ピンク・パンサー」シリーズで長い付き合いとなる。ピーター・ユスチノフは後に、アガサ・クリスティー作品の探偵ポワロ役で有名になります。
 64年にハリー・カーニッツとマルセル・アシャール作の戯曲「A SHOT IN THE DARK」の映画化を依頼され、ピーター・セラーズに出演を打診したが、役柄が気に入らないと断られる。そこでエドワーズはこの戯曲にクルーゾーを登場させるアイデアを思いつき、セラーズに言うと賛同してくれ「暗闇でドッキリ」が製作される。
 69年には女優ジュリー・アンドリュースと再婚し、彼と彼女の連れ子を合わせて一家五人でロンドンで生活する。
 75年になって、久々にピーター・セラーズ主演の「ピンク・パンサー2」が復活して、シリーズ化される。
 80年にピーター・セラーズが心臓麻痺で亡くなってしまったため、次回作の第五弾「ピンク・パンサーの恋」は実現できないままシリーズは終焉する。
 82年にエドワーズ監督はセラーズの追悼の意味を込めて、未発表のフィルムや過去の作品からの引用構成で「ピンク・パンサーX」を発表した。
 83年には「ピンク・パンサー」の同窓会的手法で、デビッド・ニーブン、キャプシーヌ、ロバート・ワグナーなどが出演して「ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ」が製作される。この作品のクルーゾー警部は整形手術をしたという設定で、007のジェームズ・ボンド役をしていたロジャー・ムーアが特別出演しています。
 93年にロベルト・ベニーニをクルーゾー・ジュニアに仕立てて「ピンク・パンサーの息子」を製作します。クルーゾーの息子ジャックの母親には「ピンクの豹」でダラ王女の役をしたクラウディア・カルディナーレが演じています。

画像
〈ブレイク・エドワーズ監督作品〉
〈1955〉
  (未公開)/BRING YOUR SMILE ALONG
〈1959〉
  ペティコート作戦/OPERATION PETTICOAT
〈1961〉
  ティファニーで朝食を/BREAKFAST AT TIFFANY'S
〈1962〉
  酒とバラの日々/DAYS OF WINE AND ROSES
〈1963〉
  ピンクの豹/THE PINK PANTHER
〈1964〉
  暗闇でドッキリ/A SHOT IN THE DARK
〈1965〉
  グレートレース/THE GREAT RACE
〈1966〉
  地上最大の脱出作戦
    /WHAT DID YOU DO IN THE WAR DADDY?
〈1968〉
  パーティ/THE PARTY
〈1974〉
  夕映え/THE TAMARIND SEED
〈1975〉
  ピンク・パンサー2/THE RETURN OF THE PINK PANTHER
〈1976〉
  ピンク・パンサー3/THE PINK PANTHER STRIKES AGAIN
〈1978〉
  ピンク・パンサー4/REVENGE OF THE PINK PANTHER
〈1979〉
  テン/10
〈1981〉
  S.O.B./S.O.B.
〈1982〉
  ビクター/ビクトリア/VICTOR/ VICTORIA
  ピンク・パンサーX(未公開)
    /TRAIL OF THE PINK PANTHER
〈1983〉
  グッドバイ、デイビット/THE MAN WHO LOVED WOMEN
  ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ
    /CURSE OF THE PINK PANTHER
〈1986〉
  ブレイク・エドワーズのファイン・メス!!/A FINE MESS
〈1987〉
  ブラインド・デート/BLIND DATE
〈1988〉
  キャデラック・カウボーイ/SUNSET
〈1989〉
  スキン・ディープ/SKIN DEEP
〈1991〉
  スウィッチ ボクと彼女の関係は/SWITCH
〈1993〉
  ピンク・パンサーの息子/SON OF THE PINK PANTHER

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