映画「死海殺人事件」パンフ

「ミステリーの女王」と云われたアガサ・クリスティー。彼女の一連の原作の中で、最もゴージャスで最もミステリアス、そして壮大なスケールのシチュエーションと讃えられた「死海殺人事件」(原作「死との約束」)の完全映画化。
アメリカからロンドン、そしてヨーロッパ大陸を横切りイタリアへと、最高峰作にふさわしく、めくるめくように展開する舞台は想像だにしなかった聖地、エルサレムに。世界5億のファンが固唾をのんで見守る中、聖地で起きた謎に包まれた事件が今始まる...。

犠牲者は莫大な資産を有するアメリカの未亡人。彼女は子供をはじめとする家族と共に、世界を旅行する途中で、悲運に見舞われる。しかし、この事件を暗示するかのような言葉が地中海を航行する豪華客船のデッキで交わされていた...。
家族を自分の意のままに扱う、傲慢な未亡人の死。家族だけでなく、旅する同行者でさえも、被害者に何らかの利害関係や遺恨、そして敵意を抱いている人たちが多かった。それぞれに動機があり、しかもアリバイが成立する。その難問をポワロはどう解くのか。でもポワロはある会話を地中海を航行する豪華客船の中で聞いていた...。

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〈ストーリー〉
1937年、アメリカ・ニュージャージー州。有名な富豪の長であるエリマー・ボイントンが亡くなった。ボイントン家の一室で、未亡人となったエミリーと、同家顧問弁護士ジェファーソン・コープが密談していた。亡き夫の遺書には、遺産はエミリーと子供たちにそれぞれ均等に20万ドルだ。後妻としてボイントン家に入り、レノックス、キャロル、レイモンドといった先妻の3人の子供を育て、彼女自身が産んだジネブラもいる。我が子可愛いエミリーには、とても我慢ができなかった。そこで彼女は、ジェファーソン弁護士に、遺産は全て自分に贈られたと書き直させる工作をする。そして子供たちには、エミリーの死後、財産が分け与えられるということにするのだ。寝たきりの夫の看病で、俗世間とはほど遠かったエミリー。ボイントン家の財政権を握った彼女は、喜びをひた隠し、4人の子供たちと長男の妻・ナディーンを伴い、世界各地をまわる旅行へと発っていった...。
アメリカからヨーロッパへと向かったボイントン一家。イギリスの清楚な町のたたずまいの中で一見幸せそうに見えるボイントン家の人々。しかし、彼らは一家を牛耳るエミリーに支配されていた。フィレンツェやベニスといった名所旧跡を見学した一家に、ジェファーソン弁護士も合流することとなった。そんな彼をいち早く見つけ、物陰で口づけをするナディーン。彼女はいつの頃からか、ジェファーソンと不倫していた。そして、次男・レイモンドも同じ旅行団にいた若く美しい女医・サラー・キングに恋心を抱き始める。そんな彼らとともに豪華客船に乗り込んだ私立探偵のエルキュール・ポアロ。ある夜、ポワロは一組のカップルがエミリーを殺す相談をしているのを偶然耳にする。そしてただならぬ暗い影、冗談じゃない現実がそれを予感した。
ある晩餐の時、妻に密かに送りものをしていたことを知ったレノックスが、ジェファーソンに殴りかかった。その際に、床にグラスが落ちて酒がこぼれた。その時、酒に群がった虫たちが次々と死んでいく。ポアロはその事実をはっきり目に焼き付けたのだ...。

原題/APPOINTMENT WITH DEATH
製作/1988年
公開/1988年 アメリカ・イギリス映画 103分

監督・脚本/マイケル・ウィナー
原作/アガサ・クリスティー『死との約束』
脚本/アンソニー・シェーファー
   ピーター・バックマン

出演/ピーター・ユスチノフ
    :エルキュール・ポアロ/探偵
   ローレン・バコール
    :ウエストホルム/イギリス国会議員
   キャリー・フィッシャー
    :ナディーン
      (元エミリーの看護婦/レノックスの妻)
   ジョン・ギールグッド
    :カーベリー/警察署長・大佐
   パイパー・ローリー
    :エミリー・ボイントン
      (ボイントン家の後妻)富豪
   ジェニー・シーグローヴ
    :サラー・キング/女医
   デヴィッド・ソウル
    :ジェファーソン・コープ
      (ボイントン家の顧問弁護士)
   ヘイリー・ミルズ
    :クィントン/考古学愛好家
   ニコラス・ゲスト
    :レノックス・ボイントン(先妻の子・長男)
   ジョン・ターレスキー
    :レイモンド・ボイントン(先妻の子・次男)
   ヴァレリー・リチャーズ
    :キャロル・ボイントン(先妻の子・長女)
   アンバー・ベゼル
    :ジネブラ・ボイントン「ジニー」
      (エミリーの子・次女)

映画チラシ・上映中パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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