映画「3時10分、決断のとき」パンフ
生活苦によって家族との絆が冷めようとしている小さな牧場の主が、逮捕された強盗団のボスを200ドルの報酬で、刑務所があるユマ行き3時10分発の列車に乗せる護送の仕事を引き受ける。目的地に向かう先々で数々の危険にさらされるうちに、2人の男の間には相通じる何かが生まれていく。だが、強盗団の手下たちがボスを奪還するために、目的地に着いた彼らを取り囲む。彼は列車に乗せることをあきらめるのか、それとも命をかけて目的を達成するのか...。
牧場主はこの仕事を引き受けた本当の理由を強盗団ボスに語り始める。それは男の誇りと生き方をかけた大きな決断だった...。
原作は、エルモア・レナードの短編小説「Three Ten to YUMA」で、1953年にダイム・ウエスタン・マガジンで発表されました。その後1957年に、テルマー・デイヴィス監督により『決断の3時10分』として映画化されました。ジェームズ・マンゴールド監督は17歳のとき、この『決断の3時10分』を観て強く感動し、西部劇が見捨てられた状態になっていた今、アメリカの映画製作において欠かすことが出来ないと思いリメイクしたのです。
〈ストーリー〉
元は狙撃の名手だったが、南北戦争で片足を失ったダン・エヴァンスは、妻のアリスと2人の息子と共に荒涼としたアリゾナで小さな牧場を営んでいた。干ばつが続き借金が増え、苦しくなる一方の生活。しかも新しく鉄道を引く計画が持ち上がり、地主は一家を立ち退かせようと、借金返済を理由にダンの馬小屋に火を放つなどの嫌がらせをする。それでもダンは誠実に借金を返し生活を立て直そうとするが、盗賊や悪党の冒険ばなしに憧れる14歳の長男・ウィリアムからは軽蔑されていた。
そんなダンが騒ぎで逃げた牛を探しに息子たちと荒野に行くと、そこで早撃ちの「神の手」を持つと言われる悪名高いベン・ウェイドが一味を率いて駅馬車を襲っているところを目撃してしまう。ウェイドたちに見つかったダンは、息子たちの安全を考え、彼らの言うままに乗っていた馬を渡すが、そんな態度を取る父親にウィリアムは納得できないでいた...。
ウェイド一味は大胆にも町に向かい、保安官に駅馬車が襲われていたことを伝える。現場に向かった保安官たちをよそに、ウェイドたちは酒場で金を山分けするのだ。酒場女のエマ・ネルソンに惹かれたウェイドだけが残り、手下たちは次の待ち合わせ場所に向かって出立した。
一方、ダンは駅馬車の護衛をしていた唯一の生き残りであるピンカートン探偵社の賞金稼ぎ、バイロン・マッケルロイを助け、保安官たちにウェイドが強盗の主謀者で町に向かったことを告げると、地主に再度借金交渉をするために町に向かうのだった...。
ウェイドが口説いたエマと酒場で甘美な時間を過ごしているところへダンが現れる。ダンがウェイドに、襲撃で亡くした牛の代金を請求していると、そこに保安官たちが現れ、ウェイドはあっけなく捕まる。ウェイドに度々襲われていたサザン・パシフィック鉄道の代表者、グレイソン・バターフィールドは、ウェイドを裁判にかけ、刑務所へ入れるために、裁判所のあるユマへ連行することを決めるのだ。
コンテンションの町にある駅からユマ行きの列車が出るのは3日後の午後3時10分。ダンは危険を承知で200ドルのために護送役に名乗り出る。護送団の先頭に立つのは、ケガを負いながらも執念でウェイドを刑務所に送ろうとするバイロン、撃たれたバイロンを手当てしたことから行くハメになった獣医のドクター・ポッター、地元の悪党でダンの馬小屋を放火したタッカー、そしてバターフィールド代表。ダンの息子・ウィリアムもダンの反対を押し切って、一行の後を追いかける。
護送団一行はウェイドが捕まったことを知った一味の右腕、チャーリー・プリンスらを撒くために策を講じるのだが...。
原題/3:10 TO YUMA
製作/2007年
公開/2009年8月8日 アメリカ映画 122分
監督/ジェームズ・マンゴールド
原作/エルモア・レナード『Three Ten to YUMA』
脚本/ハルステッド・ウェルズ
マイケル・ブランド
デレク・ハース
出演/ラッセル・クロウ
:ベン・ウェイド/強盗団ボス
クリスチャン・ベール
:ダン・エヴァンス/牧場主
ピーター・フォンダ
:バイロン・マッケルロイ/
「ピンカートン探偵社」賞金稼ぎ
グレッチェン・モル
:アリス・エヴァンス(ダンの妻)
ベン・フォスター
:チャーリー・プリンス/強盗団No.2
ダラス・ロバーツ
:グレイソン・バターフィールド/
「サザン・パシフィック鉄道」代表者
アラン・テュディック
:ポッター/獣医
ヴィネッサ・ショウ
:エマ・ネルソン/元人気歌手・酒場女
ローガン・ラーマン
:ウィリアム・エヴァンス(ダンの息子・長男)
ケヴィン・デュランド
:タッカー/地元悪党
ルース・レインズ
:ウェザーズ/保安官
ベン・ペトレイ
:マーク・エヴァンス(ダンの息子・次男)
映画チラシ・新作パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/
牧場主はこの仕事を引き受けた本当の理由を強盗団ボスに語り始める。それは男の誇りと生き方をかけた大きな決断だった...。
原作は、エルモア・レナードの短編小説「Three Ten to YUMA」で、1953年にダイム・ウエスタン・マガジンで発表されました。その後1957年に、テルマー・デイヴィス監督により『決断の3時10分』として映画化されました。ジェームズ・マンゴールド監督は17歳のとき、この『決断の3時10分』を観て強く感動し、西部劇が見捨てられた状態になっていた今、アメリカの映画製作において欠かすことが出来ないと思いリメイクしたのです。
〈ストーリー〉
元は狙撃の名手だったが、南北戦争で片足を失ったダン・エヴァンスは、妻のアリスと2人の息子と共に荒涼としたアリゾナで小さな牧場を営んでいた。干ばつが続き借金が増え、苦しくなる一方の生活。しかも新しく鉄道を引く計画が持ち上がり、地主は一家を立ち退かせようと、借金返済を理由にダンの馬小屋に火を放つなどの嫌がらせをする。それでもダンは誠実に借金を返し生活を立て直そうとするが、盗賊や悪党の冒険ばなしに憧れる14歳の長男・ウィリアムからは軽蔑されていた。
そんなダンが騒ぎで逃げた牛を探しに息子たちと荒野に行くと、そこで早撃ちの「神の手」を持つと言われる悪名高いベン・ウェイドが一味を率いて駅馬車を襲っているところを目撃してしまう。ウェイドたちに見つかったダンは、息子たちの安全を考え、彼らの言うままに乗っていた馬を渡すが、そんな態度を取る父親にウィリアムは納得できないでいた...。
ウェイド一味は大胆にも町に向かい、保安官に駅馬車が襲われていたことを伝える。現場に向かった保安官たちをよそに、ウェイドたちは酒場で金を山分けするのだ。酒場女のエマ・ネルソンに惹かれたウェイドだけが残り、手下たちは次の待ち合わせ場所に向かって出立した。
一方、ダンは駅馬車の護衛をしていた唯一の生き残りであるピンカートン探偵社の賞金稼ぎ、バイロン・マッケルロイを助け、保安官たちにウェイドが強盗の主謀者で町に向かったことを告げると、地主に再度借金交渉をするために町に向かうのだった...。
ウェイドが口説いたエマと酒場で甘美な時間を過ごしているところへダンが現れる。ダンがウェイドに、襲撃で亡くした牛の代金を請求していると、そこに保安官たちが現れ、ウェイドはあっけなく捕まる。ウェイドに度々襲われていたサザン・パシフィック鉄道の代表者、グレイソン・バターフィールドは、ウェイドを裁判にかけ、刑務所へ入れるために、裁判所のあるユマへ連行することを決めるのだ。
コンテンションの町にある駅からユマ行きの列車が出るのは3日後の午後3時10分。ダンは危険を承知で200ドルのために護送役に名乗り出る。護送団の先頭に立つのは、ケガを負いながらも執念でウェイドを刑務所に送ろうとするバイロン、撃たれたバイロンを手当てしたことから行くハメになった獣医のドクター・ポッター、地元の悪党でダンの馬小屋を放火したタッカー、そしてバターフィールド代表。ダンの息子・ウィリアムもダンの反対を押し切って、一行の後を追いかける。
護送団一行はウェイドが捕まったことを知った一味の右腕、チャーリー・プリンスらを撒くために策を講じるのだが...。
原題/3:10 TO YUMA
製作/2007年
公開/2009年8月8日 アメリカ映画 122分
監督/ジェームズ・マンゴールド
原作/エルモア・レナード『Three Ten to YUMA』
脚本/ハルステッド・ウェルズ
マイケル・ブランド
デレク・ハース
出演/ラッセル・クロウ
:ベン・ウェイド/強盗団ボス
クリスチャン・ベール
:ダン・エヴァンス/牧場主
ピーター・フォンダ
:バイロン・マッケルロイ/
「ピンカートン探偵社」賞金稼ぎ
グレッチェン・モル
:アリス・エヴァンス(ダンの妻)
ベン・フォスター
:チャーリー・プリンス/強盗団No.2
ダラス・ロバーツ
:グレイソン・バターフィールド/
「サザン・パシフィック鉄道」代表者
アラン・テュディック
:ポッター/獣医
ヴィネッサ・ショウ
:エマ・ネルソン/元人気歌手・酒場女
ローガン・ラーマン
:ウィリアム・エヴァンス(ダンの息子・長男)
ケヴィン・デュランド
:タッカー/地元悪党
ルース・レインズ
:ウェザーズ/保安官
ベン・ペトレイ
:マーク・エヴァンス(ダンの息子・次男)
映画チラシ・新作パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
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