映画「テン」パンフ

『ピンク・パンサー』シリーズのブレイク・エドワーズ監督が『夕ばえ』以来6年ぶりに夫人のジュリー・アンドリュースをスクリーンに引っぱり出して完成させた宿願のロマンチック・コメディー。
宿願というのは、この映画のアイデアを思いついたのが遠い独身時代のことだったからで、ブラッセルの下町で交差点の信号が赤から青に変わるのを待っていた彼は、その時おなじく信号待ちの前の車の女性の後ろ姿を見た。ゆたかに流れるダークヘアと日焼けした美しい首すじ...顔はよく見えないだけに彼の想像力はいっそう刺激され、車が走り去ったのちも妄想はとめどなくひろがった。たぶん美人だろうな、そしてとびきりのセクシーで...。レースが垂れていたから結婚式に向かう所だったのかもしれない。思い切って後をつけて行ってたら、どうなっていただろう...?
そこから彼のストーリーは生まれた。信号待ちの車の女の後ろ姿に惹き付けられて後を追い、とんでもない事件に巻き込まれていく男のストーリーを...。

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〈ストーリー〉
アカデミー賞を4度も受賞している作曲家ジョージ・ウェバーは42歳。仕事も順調だし、恋人のミュージカル・スター、サムにも愛されている。地位も名誉も、お金も愛も、何一つ不足ない生活に浸かっていたが、何か満たされない気持ちに悩まされていた。
「俺の人生はこれでいいのかな?」
「何かやり残したことはなかったか?」
「何もかも忘れて思い通りの冒険をしてみたい...」
そんな気持ちになるのも42歳という年齢のせいかも知れない...。

そんなある日、交差点で信号待ちをしていたジョージは、隣の車に彼が常々理想としていた女性を見つけた。ウエディング・ベールのその下に、伏し目がちな横顔が、彼の心をとらえた。
「いい女だ、あれこそ最高、10点満点、あんな女と愛し合えたら...」そう思うともう矢も盾もたまらず彼はその車の後を追った。このままどこまでも追い続けることができたらどんなに素晴らしいだろう。いつか彼女が自分の存在に気付き、熱い視線を送ってくれる時が来るかも知れない。そんな彼を現実に引き戻したのは教会前の路上での衝突事故、しかも相手はパトカーだった。

その夜、ジョージの家へやって来た恋人のサムと夕食を終え、いつものように望遠鏡で向いの家を覗き込むジョージ。それをたしなめて、ベッドに入ったサムは、いつも乱痴気パーティーをしている向いの家の女たちをジョージが「スケ」と言ったことから、話がこじれて「女は皆『スケ』だ」と言うジョージに腹を立て、サッサと帰ってしまう。
どうしても昨日の花嫁のことが頭から離れないジョージは、さりげなく教会を訪ね、牧師から花嫁の名前を聞き出した。彼女の名はジェニファーといい、ビバリー・ヒルズの有名な歯科医の娘だった...。

原題/10
製作/1979年
公開/1980年3月1日 アメリカ映画 120分

監督・脚本/ブレイク・エドワーズ

出演/ジュリー・アンドリュース
    :サム(ジョージの恋人)/ミュージカル・スター
   ダドリー・ムーア
    :ジョージ・ウェバー/作曲家
   ボー・デレク
    :ジェニファー「ジェニー」/歯科医娘
   ロバート・ウェバー
    :ヒュー(ジョージの相棒)/作詞家
   ディー・ウォーレス
    :メアリー・ルイス
   サム・ジョーンズ
    :デヴィッド(ジェニファーの夫)/医師
   ブライアン・デネハイ
    :ドン/バーテン
   マックス・ショウォルター
    :「牧師」
   ラッド・デリー
    :ジョシュ(サムの息子)

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