映画「南極料理人」パンフ

生物はおろか、ウィルスさえ存在しない厳寒の南極ドームふじ基地に、8人の男たちが観測隊員としてやってくる。西村の仕事は、隊員たちのために毎日料理を作ること。ときに贅沢な食材を用いて、手間ひまかけて作った料理を、全員そろって一緒に食べる。みんなの顔がほころぶのを見ると、何にも替えがたいうれしさがある。遠く離れた日本では、妻と8歳の娘、そして生まれたばかりの息子が待っている。ふとした瞬間に頭をよぎる家族との思い出。すると、なぜか泣きたい気持ちになってくる。約1年半、14,000キロの彼方にいる家族を思う、究極の単身赴任はまだまだ続く...。
原作は、南極観測隊員として南極で調理してうた西村淳のエッセイ「面白南極料理人」です。

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〈ストーリー〉
1997年南極。沿岸部の昭和基地から約1,000キロも離れ、内陸の山の上に位置する南極ドームふじ基地は、標高3,810メートル、平均気温マイナス54℃の極寒地。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できないこの地で、8人の南極観測隊員たちが約1年間共同生活を送ることになる。
「タイチョー」は気象庁から派遣された気象学者。「本さん」は極地研究所から派遣の雪氷学者。「兄やん」は大学院から派遣された雪氷サポート。「平さん」は極地研究所からの大気学者。「盆」は通信社から派遣の通信担当。「主任」は自動車メーカーから派遣の車両担当。ドクターは北海道の市立病院から派遣された医療担当。そして、西村は海上保安庁から派遣された調理担当だった。

西村は観測隊員の食事を毎日用意している。食材は冷凍、乾燥、缶詰が基本。凍ったらダメになるこんにゃく類などは持ってきていない。圧力鍋のふたを開け、ほかほかの白飯をひたすら握る西村。テーブルの上には大量のおにぎりが並んでいく。ドクターが漕ぐ自転車の荷台に座り、拡声器を片手に叫ぶ西村の声が雪原に響き渡る。
「皆さま、お昼になりました~、おいしい、おいしい、おにぎりと、あっつあつの豚汁ができました~」。
娯楽が限られた南極の暮らしの中で、食事は格別の楽しみのひとつ。折々に贅沢な食材を使った料理で、隊員たちをもてなす西村。この日の夕飯は伊勢エビを使った特大の海老フライ、そのあまりのデカさに隊員たちは唖然としている。
もともと海上保安庁の巡視船で調理担当として働いていた西村は、妻・みゆきと8歳の娘・友花、生まれたばかりの赤ん坊・航を日本に残し、単身赴任生活を送っていた。ときおり妻と娘が書いた家族の近況であるカチンコチン新聞が、ファックスで届けられる。
「拝啓、お父さん。お元気ですか...」しかし、ファックスに目を落とした西村は、心なしか覇気がない。「お父さんがいなくなってから、毎日が楽しくてしょうがありません。なので、しばらく戻ってこなくても結構です...」。

製作/2009年
公開/2009年8月8日 日本映画 125分

監督・脚本/沖 田 修 一
原作/西 村   淳『面白南極料理人』

出演/堺   雅 人
    :西村  淳/
       「南極ドームふじ基地」隊員・調理担当
   生 瀬 勝 久
    :「本さん」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・雪氷学者
   き た ろ う
    :「タイチョー」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・気象学者
   高 良 健 吾
    :「兄やん」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・雪氷サポート
   豊 原 功 補
    :「ドクター」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・医療担当
   西 田 尚 美
    :西村みゆき(淳の妻)
   古 舘 寛 治
    :「主任」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・車両担当
   黒 田 大 輔
    :「盆」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・通信担当
   小 浜 正 寛
    :「平さん」/
       「南極ドームふじ基地」隊員・大気学者
   小 野 花 梨
    :西村 友華(淳の娘)
   宇 梶 剛 士
    :スズキ/海上保安庁巡視船「しきね」隊員
   小 出 早 織
    :「KDD清水さん」/
         「KDDインマルサット」オペレーター
   嶋 田 久 作
    :海上保安庁巡視船「しきね」船長

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