映画「ザ・レイプ」パンフ

「小説現代」に掲載され大反響を呼んだ落合恵子の原作を映画化したものです。
若いキャリアウーマンが、ある日、車のセールスマンに強姦されたことから始まる衝撃的なドラマ。被害者の路子は加害者に激しい怒りを覚え、恋人や周囲の反対を押し切って告訴するが、やがて法廷で、彼女が処女であったか、なかったかなど、過去の人間関係を暴かれてしまいます。「愛とは何か」「性とは何か」という、永遠の課題が大胆に、リアルに、そしてデリケートに描かれた作品です。

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〈ストーリー〉
広告制作会社に勤めるデザイナーの矢萩路子は、恋人の部屋からの帰り道、車に乗った男から親しげに声をかけられる。男は中古車販売会社のセールスマン、谷口明だった。彼は「家まで車で送ろうか」と言うが、路子は誘いを断わりそのまま歩きだした。しばらく行くと谷口の車が止まっていて、谷口が急に路子に襲いかかり空き地に引きずり込んだのだ。路子は必死に抵抗するが、腹を殴られなすがままになってしまうのだった...。

ズボンを引き上げた谷口は、「よかったろ」と一言残して立ち去っていった。無残な姿で横たわる路子の眼は、虚脱と敗北感で濡れていた。家に帰った路子はシャワーを浴び呆然としている時、恋人の植田章吾から電話がかかる。路子の様子に不信を抱いた植田はすぐに彼女の部屋に行くが、路子は言葉すくなに、強姦されたことを告白するのだった...。

数日後、路子は思いあまったすえ警察に強姦されたことを告げる。やがて、谷口は逮捕されるが、女性検察官は路子に「レイプ事件を立証して有罪にするのは難しく、あなたがなおもキズつくことになる...」と言う。しかし、路子は裁判に踏み切るのだった。
被告の谷口はあくまでも同意の上であったと弁解する。くい違う証言。谷口の弁護人・黒瀬の執拗な攻勢に、次々と路子の過去の人間関係が暴かれてゆく。それで愛する植田との間に生じたわずかな亀裂は、日を経つにしたがい徐々に大きな傷口となってゆく...。

やがて最終論告が出た。「求刑5年」。駆けつけた植田の、「5年は短いな...」の言葉に、「女と一発やっただけじゃないの」と答える路子。路子の中で何かがはじけようとしていた...。

製作/1982年
公開/1982年5月15日 日本映画 100分

監督・脚本/東   陽 一
原作/落 合 恵 子『ザ・レイプ』
脚本/篠 崎   好

出演/田 中 裕 子
    :矢萩 路子/広告制作会社デザイナー
   風 間 杜 夫
    :植田 章吾(路子の恋人)
   伊 藤 敏 八
    :谷口  明/中古車販売セールス
   津 川 雅 彦
    :高木 三郎(路子の元恋人)
   長谷川 初 範
    :井上  宏
   後 藤 孝 典
    :黒瀬勇一郎(谷口明の弁護人)/弁護士
   伊 藤 ま ゆ
    :唐沢 杏子/検察検事
   市 川 夏 江
    :(矢萩路子の母)
   赤 城 佐知子
    :矢萩 順子(路子の妹)
   相 沢 治 夫
    :(谷口明の父)
   門 谷 美 佐
    :(谷口明の母)
   林   美 雄
    :秋山/広告制作会社アートディレクター
   木 村   元
    :「警察主任刑事」
   柏 木   博
    :「裁判長」

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