映画「フェアウェル/さらば、哀しみのスパイ」チラシ

国際社会のパワー・バランスを塗り替えたソ連崩壊。そのきっかけとなった20世紀最大のスパイ「フェアウェル事件」。歴史に埋もれた驚愕の事実がついに映画化!
その驚くべき出来事は、1980年代初頭ブレジネフ政権下のソビエト連邦で起こった。ソビエト国家保安委員会(KIB)のグリゴリエフ大佐が、自ら所属するKGBの諜報活動に関する極秘情報を、東西冷戦時代の敵陣営であるフランスに渡したのだ。この大佐が提供した莫大な資料には、ソ連が長年調べ上げたアメリカの軍事機密や西側諸国に潜むソ連側スパイのリストなどが含まれていた。グリゴリエフのコードネーム「フェアウェル(いざ、さらば)」を冠にして「フェアウェル事件」と呼ばれるこの空前のスパイ事件は、当時のソ連を震撼させ、アフガニスタン侵攻の失敗とともに、のちの共産主義体制崩壊の大きなきっかけになったとされる。
何が彼を、祖国を裏切るスパイ行為に駆り立てたのか。彼の情報は、どのようにしてフランス側へと渡り、超大国アメリカを動かしたのか...。

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〈ストーリー〉
1981年4月、モスクワ。東西冷戦終結、そしてソ連崩壊という大事件の日から、およそ8年前...。
KGB幹部、セルゲイ・グリゴリエフ大佐は、順風満帆な生活を送っていたかのようにみえた。情報処理の責任者として国の中枢にいるという自負と充実感、それに見合った収入とその待遇、そして美しい妻と優秀な息子の存在。国家のエリートとして充分に満足できる生活のはずだったが、それゆえ愛してやまない国の行く末に不安を感じていたのだ...。

そんなある日、グリゴリエフはフランスの家電メーカー技師、ピエール・フロマンとの接触に成功する。フランス国家保安局(DST)から、彼の上司を経由しての接触だった。グリゴリエフは彼に対して奇妙な親近感を覚え、重要な情報を手渡す。そこには、アメリカには重要機密なはずのスペースシャトルの設計図や、フランスの原子力潜水艦の航路図などがあった。

グリゴリエフとピエールの関係は、少しずつ縮まっていった。グリゴリエフはこの危険な行為に、金銭的な見返りは一切要求しなかった。それでピエールは、彼の清冽さと強靭な精神に惹かれていく。グリゴリエフが渡す情報は、想像を絶するような重大な機密事項ばかりだった。エアフォースワンの設計図、アメリカの防空体制、果てはホワイトハウスの暗号番号からデリバリーの時間まで...。
情報を盗むことで技術を促進させるしかない祖国の惨状がグリゴリエフにはつらかった。そして自分の息子には決して生きてほしくない国の姿だったのだ。

そんな中、決定的な情報がグリゴリエフの手元に届く。それは「X部隊」の書類。国外で活動しているトップクラスの情報部隊の情報。その書類を西側に渡せば体制が崩壊するのは明らかだった。しかしそれはピエールへ渡された。それでグリゴリエフに忍びよる影は日増しに大きくなっていくのだ...。

公式サイト、http://www.farewell-movie.jp

原題/L' AFFAIRE FAREWELL
製作/2009年
公開/2010年7月31日 フランス映画 113分

監督・脚本/クリスチャン・カリオン

出演/エミール・クストリッツァ
    :セルゲイ・グリゴリエフ/
          ソビエト国家保安委員会(KIB)大佐
   ギョーム・カネ
    :ピエール・フロマン/フランス家電メーカー技師
   インゲボルガ・ダブコウナイテ
    :(セルゲイの妻)
   アレクサンドラ・マリア・ララ
   ウィレム・デフォー

映画チラシ・上映中パンフレット販売
『映画パンフレット・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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