映画「CUBE〈キューブ〉」パンフ

正立方体〈キューブ〉を舞台にした全く新しい世界観、意外な脱出法、そして思わず息をのむトラップ〈罠〉の数々...。ミステリー、ホラー、サスペンス、ドラマ、ゲームとあらゆるジャンルを超える魅力を持つ本作は、トロント映画祭で最優秀新人映画賞を受賞、サンダンス映画祭で圧倒的な支持を得ました。監督のヴィンチェンゾ・ナタリは、『JM』の絵コンテ、アニメーションなどを経て、本作が長編デビュー作となります。斬新なアイデアで人間同士の葛藤を織り交ぜ、全く新しい世界観を構築させたナタリ監督は、制作当時28歳の若さでした。本作のベースになったのは、監督の前作でエレベーターに閉じ込められた3人の男女を描いた短編『Elevated』で、本作では極限状態における人間の弱さをさらに追求し、巧妙なトラップや謎解きの要素を加えることで、ミステリアスで壮大な世界観を観客に植え付けることに成功しました。

『素数とデカルト座標』
素数は、1より大きい整数で、1とその数字以外では割り切れない数。例えば「1、2、3、5、7、11、13、17...」。
デカルト座標は、3次元の空間上での位置を示す座標。


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〈ストーリー〉
目が覚めると、そこは正立方体〈キューブ〉の部屋だった。6面の各壁の中央にはハッチが付いている。男は次々とハッチを開いて覗き込むが、色の違う以外は全く同じ部屋が見えるだけだ。男は1つの部屋に恐る恐る入り、1歩前へ踏み出す。その瞬間、「ザン」という音と共に、男の体は細かな肉片と化す。男を切り刻んだ網状の金属は、折り畳まれて部屋の上方へと消えていった...。

白い立方体の部屋に血まみれの手が突き出され、黒人の男が現れる。彼の名はクエンティン、警察官だ。部屋にはワースという男がうずくまっていた。やがて次々とこの部屋に人が集まってくる。中年女性の医師・ハロウェイ、女子学生のレブン、そして眼光鋭い謎の男・レン。誰が何のためにここに連れてこられたのか、一体ここはどこなのか、知っている者は一人もいなかった。
彼らは、様々な殺人トラップが仕掛けられた危険な部屋と、安全な部屋があることに気付く。7つの刑務所を脱獄したという脱出のプロであるレンが、靴を投げ込んで様子を見るという方法で皆を先導する。しかし、安全を確認したレンがある部屋に入った瞬間、顔面に強力な酸を浴びて死ぬのだった。
皆が途方に暮れている時、数学科の学生であるレブンがハッチに刻まれた3ケタの3つの数字の法則に気付く。「素数」が1つ含まれる部屋にはトラップがあるのだ。どうやら、全員の存在に何らかの意味があるらしい。レブンの先導で部屋を移動している時、もう1人青年が現れる。彼の名はカザン、精神障害者だった。

数字を見て安全を確認したクエンティンがある部屋に降り立った瞬間、彼の周りを細く強靭な鉄の糸が取り囲む。間一髪、彼はその間をすり抜け、元の部屋に戻る。もはや素数の法則は崩れ去った。いら立つクエンティンと口論になったワースが「出口はない!」と叫ぶ。正体が分からなかったワースの存在理由が明かされる。彼はこのキューブの外壁の設計者だった。しかし、彼は製作者もその意図も知らないと言う。ただ、彼は全体の寸法だけは覚えていた。レブンがそこから割り出すと、キューブの部屋数はなんと1万7576もあった。そこで彼女は3つの数字が実は「デカルト座標」を暗号化したもので、緯度と軽度のように建物全体の中の部屋の位置を表示していることに気付くのだった...。

原題/CUBE
製作/1997年
公開/1998年9月12日 カナダ映画 91分

監督・脚本/ヴィンチェンゾ・ナタリ

出演/モーリス・ディーン・ウィント
    :クエンティン/警察官
   ニコール・デボアー
    :レブン/女子学生
   ニッキー・ガーダグニー
    :ハロウェイ/女性医師
   デヴィッド・ヒューレット
    :ワース/キューブ外壁設計者
   アンドリュー・ミラー
    :カザン/精神障害者
   ウェイン・ロブソン
    :レン/脱出プロ

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http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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