映画「武士の家計簿」パンフ

幕末から明治...。これは、実在する家計簿から生まれた、ある家族の物語。
刀ではなく、そろんばんで、家族を守った武士がいた...。
貧しいときも、豊かな愛を注ぎつづけた妻がいた...。
古書店で偶然発見された家計簿、それは国史研究の通念を覆す大発見となった。日々の買い物、親戚付き合い、子どもの養育費、冠婚葬祭...家計簿からよみがえる、幕末に生きた下級武士一家の暮らしぶり。この家計簿をつけた武士、猪山直之が本作の主人公である。代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕えた猪山家の跡取り息子として、家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。しかし、当時の武家の慣習によって出世する度に出費が増え続け、ついには家計が窮地にあることを知った直之は、ある「家計立て直し計画」を宣言する。

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〈ストーリー〉
江戸時代後半。御算用者として、代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家。八代目の直之は、生来の天才的な数学感覚もあって働きを認められ、めきめきと頭角をあらわす。これといった野心もなく、ただひたすらそろばんを弾き、数字の帳尻を合わせる毎日。その姿は、周囲からは「そろばんバカ」と呼ばれるほどだった。

そんな直之にある日、町同心・西永与三八を父に、商家の娘を母にもつお駒との縁談がもちあがる。そろばんを手に「これしか生きる術はない、不器用で出世もできそうもない...それでもいいか」と問う直之。「生きる術の中に、私も加えてください」と言うお駒。こうして、直之は自らの家庭を築くのだった...。

直之の身分が高くなるにつれ出費が増える、という武家社会特有の構造からますます出費のかさむ猪山家。すでに父・信之が、江戸詰でかさねた膨大な借金もある。そんな折り、息子の直吉が4歳になり開かれる「袴着〈はかまぎ〉の祝い」を目前に、直之は家計が窮地に追い込まれていることを知る。借金総額銀6000匁〈もんめ〉!嫡男を武士として内外に示す盛大なお披露目...それにはさらなる出費がかかる。直之はお駒とともに知恵を絞り、「絵鯛」を祝膳に欠かせない「鯛の塩焼き」に見立てるのだった。

祝いの席で困惑する親戚、縁者。宴の後、責める父母の前で、直之は「家計立て直し計画」を宣言する。それは家財一式を処分し、質素倹約に努め膨大な借金の返済に充てるという苦渋の決断だった。世間の目を気にする父、愛用の品を手放したくないと駄々をこねる母・お常。しかし、お家を潰すことが恥である!という直之の強い意志により、家族は一丸となって借金を返済することを約束するのだ...。

製作/2010年 日本映画 129分
公開/2010年12月4日(11月27日/石川先行)

監督/森 田 芳 光
原作/磯 田 道 史
    『武士の家計簿「加賀藩誤算用者」の幕末維新』
脚本/柏 田 道 夫

出演/堺   雅 人
    :猪山 直之/加賀藩御算用者《八代目》
   仲 間 由紀恵
    :猪山  駒(直之の妻)
   松 坂 慶 子
    :猪山  常(直之の母)
   中 村 雅 俊
    :猪山 信之(直之の父)
   草 笛 光 子
    :「おばばさま」(直之の祖母)
   西 村 雅 彦
    :西永与三八(駒の父)/加賀藩町同心
   伊 藤 祐 輝
    :猪山 成之(直之の息子)《青年時代》
   藤 井 美 菜
    :猪山  政(成之の妻)
   大八木 凱 斗
    :猪山 直吉(直之の息子)《成之幼少時代》

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