映画「ホテル・ルワンダ」パンフ

1994年、アフリカのルワンダで長年続いていた民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもが「第三世界の出来事」としてこの悲劇を黙殺する中、ひとりの男性の良心と勇気が、殺されゆく運命にあった1200人の命を救うのだ。
「アフリカのシンドラー」と呼ばれたこの男性は、ルワンダの高級ホテルに勤めていたポール・ルセサバギナ。命を狙われていたツチ族の妻をもつ彼の当初の目的は、なんとか家族だけでも救うことだった。しかし、彼を頼って集まってきた人々、そして親を殺され孤児となった子供たちを見ているうちにポールは決心する。「この人たちに背を向けて、その思いを一生ひきずって生きていくことはできない!」と立ち上がった彼は、たったひとりで虐殺者たちに立ち向かう。行き場所のない人々をホテルにかくまい、ホテルマンとして培った話術と機転だけを頼りに、虐殺者たちを懐柔し、翻弄し、そして時には脅しながら、1200人もの命を守り抜いたのだ。本作は、家族4人を救うことを心に決めたひとりの父親が、1200人を救うヒーローへと飛翔する奇蹟の課程を描いた実話です。

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〈ストーリー〉
1994年、アフリカ・ルワンダの首都キガリ。ベルギー系の高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働くポール・ルセサバギナは有能な支配人だ。通常では手に入らない高級な酒も、1本1万フランもするハバナ産の葉巻も、さまざまなルートを駆使して手に入れては、ホテルに集まるゲストを満足させてきた。
ビジネスは良好だったが、このところポールは不穏な空気を感じていた。多数派のフツ族と少数派のツチ族が長年争ってきたルワンダでは、3年間続いた内戦がようやく終息し、両民族の間に和平協定が結ばれようとしていたが、フツ族の民兵グループが市内を威圧的に練り歩き、ラジオでも公然とツチ族非難が繰り広げられていたのだ。フツ族ではあるが穏健派のポールは民兵たちのやり方を嫌悪していたが、それを表に出すわけにはいかなかった。なぜならポールの妻・タチアナはツチ族だったのだ。

この日ホテルでは、ルワンダの和平状況を国連のオリバー大佐が報告し、ジャック・ダグリッシュをはじめとする各国の報道陣がそれを映像に収めていた。そこに妻の兄夫婦が突然やってくる。「信頼できる民兵の友人から、ツチ族の大虐殺がはじまると聞いた。今すぐタチアナを連れて出国させてくれ」という義兄。しかし、世界が見ている中での虐殺などあり得ないと思ったポールはとりあえず、義兄夫婦を帰してしまう。
その晩、ホテルから帰ろうとしたポールは、市内で火の手が上がっているのを見かける。家に着くと、妻と子供、そして家を焼き討ちされ、信頼できるフツ族はポールしかいないからと命からがら逃げてきた知人たちが暗闇の中に身を潜めていた。そしてラジオでは「フツ族大統領がツチ族に殺された」と放送していた。
翌朝、ポールは行き場のない家族と隣人たちを連れ、しかたなく「ミル・コリン・ホテル」に向かう。カメラマンのダグリッシュは狂乱と化した街で精力的に取材を続けていた。彼の撮ってきた映像を観てショックを受けるものの、これが世界に放送されれば国際救助が来ると確信するポール。しかしダグリッシュは、「世界の人々はあの映像を見て、『怖いね』と言うだけでディナーを続ける」と言うのだった...。

原題/HOTEL RWANDA
製作/2004年
公開/2006年1月14日
   南アフリカ・イギリス・イタリア映画 122分

監督・脚本/テリー・ジョージ
脚本/ケア・ピアソン

出演/ドン・チードル
    :ポール・ルセサバギナ/
        高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」支配人
   ソフィー・オコネドー
    :タチアナ・ルセサバギナ(ポールの妻)
   ニック・ノルティ
    :オリバー/国連平和維持軍・大佐
   ホアキン・フェニックス
    :ジャック・ダグリッシュ/報道カメラマン
   ファナ・モコエナ
    :ビジムング/ルワンダ政府軍・将軍
   ハキーム・ケイ=カジーム
    :ジョルジュ・ルタガンダ/民兵グループ・リーダー

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