映画「秘密」パンフ

原作は単行本で25万部以上を突破した、ミステリーの枠を超えて各方面から大きな反響を呼んだ東野圭吾原作の「秘密」。このアイデアを思いついたのは、もう十年以上も前、列車事故などで大勢の人間が死んだような時、生き残った幼い子供に死者の記憶が受け継がれていることがある、とある本で読んだのがきっかけだったそうだ。自分の恋人の肉体は死んだが、そばにいた少女にその恋人の魂が宿っていたら、自分はどうするだろう。その少女を恋人として扱うだろうか...。
そこで東野がそのテーマを形にすることを思いついた。死んだのは恋人ではなく妻、彼女の魂が憑依するのは知らない少女ではなくその夫婦の子供、というふうに変えてみたのだ。

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〈ストーリー〉
妻と娘に囲まれた杉田平介の平凡で幸せな生活は突然終わりを告げた。妻の直子と娘の藻奈美が乗ったスキーバスが崖から転落したのだ。病院に運ばれた直子が息を引き取る一方、意識不明だった藻奈美は命を取りとめた。しかし、意識の戻った娘・藻奈美の人格に宿っていたのは、信じられないことに死んだ妻の直子であった。
「平ちゃん、私、直子よ...」。
「エッ! 娘が妻?」
そしていつもの直子の癖、平介のあごをなでる仕草をした...。
「やっぱり、お前は直子だな...」。

妻を失った父と娘という世間体を保ちながら、二人だけの「秘密」を胸に娘との夫婦生活が始まった。40歳の直子は突然、17歳の娘になったことでそのギャップに戸惑いながらも、もう一度10代をやり直すことに新鮮さを感じる。
短いスカート、友達との会話、学校での勉強...、そして大学受験、キャンパスでの出会い、サークル活動...恋愛?
一方の平介も外見は妻を亡くした独身ということで、言い寄る女性がいたり、藻奈美の担任の橋本先生に淡い思いを抱いたりする。しかし、直子の手前、浮気も再婚もしない(出来ない!)。
二度目の青春を謳歌する直子に対し、疎外感に暮れる平介。

二人の想いがすれ違う中、ついに直子と平介はどうしても越えられない壁に行き詰まってしまう。やはり夫婦として愛し合うことが出来ないのか。しかし、家族の運命を変えたバス事故の真相が二人に大きな転機を与えた...。
「大切な人にとって、本当の幸せとは?」
夫と娘の肉体の間で悩む直子を見ながら、平介はある日、彼女が妻ではなく藻奈美自身として生きるべきだと決断する。
「藻奈美...」

事故から2年たったある日、平介の前に再び信じられないことが起こった。死んだと諦めていた藻奈美本人の意識が、徐々にだが戻りはじめたのだ!
そして、完全に藻奈美に戻っていく。
「あたし、頑張るからね。お母さんの分も精一杯生きてみせる!」
そして、結婚式の日、最後の秘密が明かされる...。

製作/1999年
公開/1999年9月25日 日本映画 119分

監督/滝 田 洋二郎
原作/東 野 圭 吾『秘密』
脚本/斉 藤 ひろし

出演/広 末 涼 子
    :杉田藻奈美(平介の娘)/高校生
   小 林   薫
    :杉田 平介/会社員
   岸 本 加世子
    :杉田 直子(平介の妻)
   金 子   賢
    :梶川 文也(幸広の息子)/大学生
   石 田 ゆり子
    :橋本多恵子(杉田藻奈美の担任)/高校教師
   伊 藤 英 明
    :相馬 春樹/大学生
   大 杉   漣
    :梶川 幸広/スキーバス「東鉄呉波観光」運転手
   山 谷 初 男
    :三郎(直子の父)
   篠 原 ともえ
    :木村 邦子(杉田藻奈美の親友)/高校生

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