映画「パレード」パンフ

先輩の彼女に恋をした大学生。
人気俳優と秘密の逢瀬をつづけるフリーターの女の子。
おかまバーに通う、深酒気味の女性イラストレーター。
映画会社勤務のジョギングを欠かせない男。
そして、正体不明の若き男娼。
何の接点もない「外部」を持つ若者たち5人は、2LDKのマンションで共同生活を送っている。ルームシェアというシンプルな合理性を超えた不思議な関係性で「居場所」を見出している彼ら、彼女たち。
「チャットしているようなもの。居たければ笑っていればいい、嫌なら出て行けばいい。」と語られるその絆を、やがて近隣で頻出する連続暴行事件が包囲していく...。

現代日本の深層をまるでスライスするように浮かび上がらせた吉田修一の「パレード」。第15回山本周五郎賞に輝くこの小説を、発刊当時から映画化を熱望していた行定勳監督が遂に実現した作品です。

画像
画像
〈ストーリー〉
都内の2LDKのマンション。職業も年齢も異なる4人の男女、直輝、未来、琴美、良介は、2つある部屋を男部屋と女部屋に分けてルームシェアをしている。
ある昼下がり、寝起き顔のH大学経済学部3年の良介と、若手人気俳優と恋愛中のフリーター琴美は、近所で起きた連続暴行事件のニュースを見ている。近所で発生したことを除いて、驚くべき目新しさのないニュースに飽きた二人は、コンビニへ暇つぶしに向かう。部屋を出ると、隣人宅の目の前で女子高生が泣き伏している。真っ赤なカーテンを掛け、大物政治家も出入りする隣を売春宿ではないかと疑い、良介と琴美はにわかに盛り上がるのだった...。

夜、映画会社に勤務する直輝とイラストレーター兼雑貨屋店員の未来が帰宅、リビングに集まり、大学の先輩に恋をしている良介のお悩み相談会が開かれ軽快なやり取りが交わされる。楽しげな会話も一段落し、健康第一の直輝はジョギングへ、未来は寝室、琴美は同郷の恋人・丸山友彦が主演するドラマ「カルーアミルクで乾杯」を鑑賞、そして良介は先輩の彼女が住むマンションへ告白しに向かうと意気込んでいる。

数日後、琴美がいつものように昼過ぎに目覚めると、風呂上がりの見知らぬ金髪の美少年が居間にくつろいでいる。特に驚きもせず、言葉を交わす二人。少年はサトルと名乗り、2LDKに4人住んでいることに戸惑った様子である。ルームシェアについて「ここって、インターネットでいえば、『チャット』や『掲示板』みたいなもんだから。嫌なら出て行けばいいし、居たいなら笑っていればいいみたいな...」と説明する琴美に対し、「じゃあ、うわべだけの付き合いなんだ!」とサトルは一蹴する。
その日、丸山とひと時の逢瀬を楽しんだ琴美が帰宅すると、部屋は大混乱だった。サトルは誰の知り合いでもなかったのだ。「あんたが連れ込んだの?」「本当に何か盗られてない?」など騒いでいると、渦中のサトルが部屋に戻ってきた。よくよく事情を聞くと、サトルを連れ込んだ真犯人はおかまバーで酔っぱらった未来だったのだ。うなだれる未来をよそに、あきれた直輝たちは再びいつもどおりの生活に戻ってゆくのだった...。

英題/PARADE
製作/2010年
公開/2010年2月20日 日本映画 118分

監督・脚本/行 定   勳
原作/吉 田 修 一『パレード』

出演/藤 原 竜 也
    :伊原 直輝/映画会社勤務
   香里奈
    :相馬 未来/イラストレーター兼雑貨屋店員
   貫地谷 しほり
    :大河内琴美/無職
   林   遣 都
    :小窪サトル/夜のオシゴト勤務
   小 出 恵 介
    :杉本 良介/「H大学」経済学部3年
   竹 財 輝之助
    :丸山 友彦(琴美の恋人)/若手人気俳優
   野 波 麻 帆
    :美咲
   中 村 ゆ り
    :松園貴和子

映画チラシ・パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック