映画「俺たちに明日はない」パンフ

1968年のパンフレットは中の文章の校正から見て、右開きのパンフで左側のフェイ・ダナウェイと下に小さく題名が入っている方が表紙で、右側の大きく題名が入っている方が裏表紙になります。1973年の再公開のパンフには原題のボニーとクライドの名前が入りました。
1930年代、経済恐慌と共にアメリカを襲った不況のどん底時代に、20代の男と女がテキサス州を中心に、ギャングをして生きた実在した二人の青春物語で、ウォーレン・ベイティが製作を兼ねて主演した、ニューシネマの先駆となった映画です。ラストで87発の銃弾を浴びる強烈な印象を残すシーンが、二人の最後の愛を物語っています。そして1934年5月23日にボニーとクライドの人生は終わったのです。

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〈ストーリー〉
貧乏生活が不満のウエイトレスをしている、ボニー・パーカーという女性と、車泥棒のチンピラ、クライド・バロウという性不能者で性的コンプレックスを持っていた男性がいた。クライドはいつものように道ばたに駐車中の車を盗もうとしていると、近くの二階の窓から見ていたボニーが声をあげて邪魔をする。クライドは可愛くて愛らしい彼女に我を忘れ、車なんかそっちのけで彼女に近づいた。これが二人の初めての出会いだった。
クライドはボニーに勇気の程を見せるため、食料品店に押し入りあざやかな手なみで金庫のお金をちょうだいした。ボニーはすっかり関心して、これこそ私が探していた男だと心を奪われるのだった。
二人はいっしょならば恐いものなしで、ケチな犯行を繰り返した。しかし肉屋へ押し入った時、肉切り包丁で店の主人が反撃してきた。クライドは無我夢中で銃で撃ってしまい、主人を殺してしまう。その後クライドは数日、夜も寝られなくなり、彼の本当の内気な面が表れるのだった。ときには仲たがいもしたが、犯行を重ねることによって二人の仲は深まるのだった。ほどなく陽気で田舎っぽい新入りのC・Wが仲間に加わった。彼の泥棒の前科は数知れずだったが、自動車にかけては神技に近い腕だった。
三人のチームワークは良かったが、クライドの兄貴バックと強情な妻のブランチが加わることになり、犯行舞台はテキサス州からミズリー州へ、そしてカンザス、ネブラスカ、アイオワ州へと広まっていった。しかしバックの妻ブランチとボニーとは、ことごとく対立した。
ある時、彼らは追っての保安官ヘイマーを逆に捕まえ、いじめ抜いてたたきのめしたこともあった。アイオワ州でのデキスターでは、とうとう保安官たちに囲まれ、警官との激しい撃ち合いになり、バックが撃たれた。クライドとボニー、C・Wは逃げ出したが、気の強いブランチはその場を動かず、バックの死を見取ったのだった。
三人は隠れ家を求めて、C・Wの父親の農場にたどり着いた。父親のマルコムは息子と、その仲間二人の強い友情の結びつきに心を打たれたが、息子の将来を思えば、このまま黙っているわけにはいかないと思った。マルコムはひそかに警察へ行き、息子の命とひきかえにボニーとクライドの隠れ場所を密告したのだ。今も執念で追い続けていた、ヘイマー保安官はこおどりして喜んだ。
クライドはボニーと愛し合い、性的コンプレックスを完全に克服した時、二人は「家」を持って社会への復帰と、更正への道を必死に思い始めていたのだった。

原題/BONNIE AND CLYDE
製作/1967年 
公開/1968年(再公開/1973年) アメリカ映画  105分

監督/アーサー・ペン
脚本/デービッド・ニューマン
   ロバート・ベントン

出演/ウォーレン・ベイティ
    :クライド・バロウ/車泥棒
   フェイ・ダナウェイ
    :ボニー・パーカー/ウエイトレス
   マイケル・J・ポーランド
    :C・W/泥棒
   ジーン・ハックマン
    :バック(クライドの兄貴)
   エステル・パーソンズ
    :ブランチ(バックの妻)
   デンバー・パイル
    :ヘイマー/保安官
   ダブ・テイラー
    :マルコム(C・Wの父)/農場経営者

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