映画「アジョシ」パンフ

悲しい過去を抱えてひっそりと生きるテシク。ただ一人心を通わせる孤独な少女・ソミが誘拐された時、テシクは今度こそ、大切な人を守り抜くと誓うのだが...。
少女を守るため、犯罪組織の闇と闘う男・テシク。強く切ない「新たなウォンビン」主演で、人と人の絆を描く感動のストーリーです。
第62回カンヌ国際映画祭で上映された韓仏合作映画『冬の小鳥』(09)で世界を驚愕させた天才子役キム・セロンがソミに扮し、愛を求める孤独な少女を健気に演じて、涙を誘う。そして少女救出のサスペンスに、韓国の裏社会の深い闇が絡まる緊迫のストーリーは、テシクとソミの絆を描く感動のラストへと辿り着きます。

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〈ストーリー〉
街の片隅の古ぼけたビルで質屋を営み、世間から避けるように生きているテシクは、家族も恋人もいない。過去のある事件が彼をそうさせ、夢も希望も奪ったのだ。
質屋の客以外で訪ねてくるのは、隣の部屋に住む少女・ソミだけ。母親と二人暮らしのソミもまた、いつも一人ぼっち。クラブダンサーの母・ヒョジョンは、自分の暮らしで手いっぱいで娘の世話はあまりしなかった。それでソミはテシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった一人の友達として慕っていたのだ...。

そんなある日、ソミが女性のカバンを盗もうとして警官に突き出されているのを見たテシク。母親の連絡先を教えろと警官に迫られたソミは、思わずテシクをパパだと指すが、テシクは黙って立ち去った。その夜、「おじさんも私が恥ずかしくて知らんぷりしたでしょ?」とソミに責められ、言葉を失うテシク。ソミは涙を流しながら「でも嫌いにならない。おじさんまで嫌いになったら、私の好きな人がいなくなっちゃう...」と泣いた。テシクは、寂しさに震える小さな背中を見送るしかなかった。
テシクが帰宅すると、店には見知らぬ男たちが待っていた。ソミの母・ヒョジョンが犯罪組織から盗んだ麻薬を隠したバッグを、質に入れていたのだ。男たちは麻薬を取り戻すと、ソミとヒョジョンを拉致していく。テシクは全速力で車を追いかけるが、「助けて、おじさん!」と叫ぶソミの姿は、あっという間に消えてしまうのだった...。

「とにかく素早いんだ!」「銃にもビクともしなかった」と、組織の男たちはテシクの身のこなしに驚く。組織を仕切るマンソク兄弟は、ソミとヒョジョンの命と引き替えに、テシクを麻薬の運び屋にしておとりにする計画を立てる。麻薬を運ばせ現場を通報し、取引相手もテシクも一気に警察に引き渡そうという筋書きだ。筋書きは実行され、さらに恐ろしいワナが用意されていた。テシクが使った車のトランクに、臓器を抜かれたヒョジョンの死体が入っていたのだ。殺人と臓器売買の容疑で逮捕されるテシク。警察がテシクの身元を調べるが、前科も麻薬反応もなく、なぜか1998年から2006年までの個人データが抹消されていた。
取調官の隙をついて、いとも簡単に逃走するテシク。その後、捜査官の元にテシクの情報が届く。テシクは情報特殊部隊の元要員で、主な任務は暗殺だった。2006年の交通事故を最後に記録は途絶えていた。その時、即死した同乗者はテシクの妻だったのだ...。

もう二度と、愛する者を失いたくない。テシクはソミを守り抜くと決意し、一人で組織に乗り込むのだが...。

英題/THE MAN FROM NOWHERE
製作/2010年
公開/2011年9月17日 韓国映画 119分

監督・脚本/イ・ジョンボム

出演/ウォンビン
    :チャ・テシク/元特殊部隊要員・質屋
   キム・セロン
    :ソミ(ヒョジョンの娘)
   キム・ヒウォン
    :マンソク/麻薬密売組織組員
   キム・ソンオ
    :ジョンソク(マンソクの弟)/麻薬密売組織組員
   キム・テフン:キム・チゴン/警察麻薬課刑事
   ソン・ヨンチャン
    :オ・ミョンギュ/麻薬密売組織ボス・社長
   タナヨン・ウォンタラクン
    :ラム・ロワン/麻薬密売組織ボディガード
   キム・ヒョンソ
    :ヒョジョン/クラブダンサー
   ホン・ソヒ
    :キム・ヨンス(テシクの妻)
   イ・ジェウォン
    :キム・ドチ/麻薬密売組織組員

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『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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