映画「裏切りのサーカス」パンフ

1970年代前半、第二次大戦が終わっても、世界は平和になるどころか、東西は情報網を駆使し冷戦に突入する。英国情報局秘密情報部〈MI-6〉とソ連国家保安委員会〈KGB〉の情報戦は熾烈を極めていた。
そんなある日、ロンドンのケンブリッジ・サーカスに本部を置く英国諜報部・通称「サーカス」のリーダー、コントロールは「サーカス」幹部の中にソ連の二重スパイ「もぐら」がいるとの情報を得る。疑惑の幹部はティンカー(鋳掛け屋)、テイラー(仕立て屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)の4人。だが、コントロールは作戦失敗により「サーカス」を追われ、謎の死を遂げてしまうのだ。調査を引き継いだのは、かつてのコントロールの右腕、「サーカス」を引退した老スパイ、ジョージ・スマイリーだった。白黒の区別もつかぬ灰色の世界に生きる男たちの孤独な魂が交錯する時、浮かび上がった真実とは...。

原作は、ジョン・ル・カレのスパイ小説。彼ほどスパイの世界を熟知している作家はいない。20世紀半ばの冷戦真っただ中で、英国のMI-5(国内情報部)と、MI-6で諜報活動に従事していたのだ。彼が1974年に発表した「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」は、スマイリー三部作と呼ばれる人気シリーズの第一作目にあたり、スパイ小説の最高傑作と讃えられています。この不思議なタイトルは、スパイのコードネームで、イギリスの童話の歌詞に由来しています。

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〈ストーリー〉
「腐ったリンゴがいる!」。英国諜報部「サーカス」のリーダー、コントロールは不穏な情報を掴む。5人のサーカス幹部の中に、長年にわたり潜り込んでいるソ連の二重スパイ「もぐら」がいるというのだ。ハンガリーの将軍が、「もぐら」の名前と引き換えに亡命を要求してきた。コントロールは独断で、実働部隊工作員(スカルプハンター)ジム・プリドーをブタペストへ送り込む。だが、ジムが撃たれて作戦は失敗に終わり、責任を問われたコントロールは長年の右腕だったジョージ・スマイリーと共に「サーカス」を去るのだった...。

新リーダーとなったパーシー・アレリンは、ビル・ヘイドン、ロイ・ブランド、トビー・エスタヘイスを率い、ソ連の新しい情報源と手を結んだ「ウィッチクラフト作戦」で成果を上げる。一方、かつてのリーダー、コントロールは謎の死を遂げ、スマイリーは最愛の妻・アンに逝かれてしまう。
そんなある日、「サーカス」を去ったスマイリーは突然、英国情報機関監視役のオリヴァー・レイコン次官に呼び出され、4人の幹部の中に潜む「もぐら」を突き止めろという極秘命令を下される。彼はスカルプハンターのピーター・ギラム、元警部のメンデルとチームを組み、古いホテルの一室に作戦室を開く。
スマイリーは手始めに、最近「サーカス」を退職した調査課のコニー・サックスを訪ねる。彼女はサーカスの「調査の女王」と呼ばれていた。その彼女の口から「カーラ」という名前が出る。それはスマイリーの宿敵にして、謎に包まれたソ連の大物スパイの名だった。ソ連大使館のポリヤコフがカーラの手先だとにらんだコニーは、幹部のパーシーとトビーに報告していたが、「判断力を失っている」と解雇されてしまったのだ。「古き良きサーカスは消えた」と嘆くコニーだった...。

スマイリーの捜査は進む。巧妙なトリックでピーターが持ち出した当直日誌は、一部が切り取られていた。ピーターの部下・リッキーからの電報の記録があるはずのページだ。もはやすべてが、「もぐら」に筒抜けなのか?スマイリーは隠密捜査に疲弊したピーターと酒を交わし、カーラと一度だけ対面したことを打ち明ける。
当時スマイリーは、壊滅状態のモスクワ・センターの工作員たちをスカウトし、西側のスパイにする、という任務を遂行中だった。そのうちのひとりが、カーラであった。亡命をチラつかせ一晩中説得を試みるが、カーラは「屈服より死を選ぶ!」と、帰国したという...。

原題/TINKER TAILOR SOLDIER SPY
製作/2011年
公開/2012年4月21日
   イギリス・フランス・ドイツ映画 128分

監督/トーマス・アルフレッドソン
原作/ジョン・ル・カレ
   『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』
脚本/ブリジット・オコナー
   ピーター・ストローハン

出演/ゲイリー・オールドマン
    :ジョージ・スマイリー(コントロールの右腕)/
             英国諜報部「サーカス」幹部
   コリン・ファース
    :ビル・ヘイドン「テイラー」/
             英国諜報部「サーカス」幹部
   トム・ハーディ
    :リッキー・ター(ピーターの部下)/
            英国諜報部「サーカス」
             スカルプハンター(実働部隊)
   ジョン・ハート
    :コントロール/英国諜報部「サーカス」リーダー
   トビー・ジョーンズ
    :パーシー・アレリン「ティンカー」/
           英国諜報部「サーカス」新リーダー
   マーク・ストロング
    :ジム・プリドー/英国諜報部「サーカス」
             スカルプハンター(実働部隊)
   キアラン・ハインズ
    :ロイ・ブランド「ソルジャー」/
             英国諜報部「サーカス」幹部
   ベネディクト・カンバーバッチ
    :ピーター・ギラム/英国諜報部「サーカス」
          スカルプハンター(実働部隊)責任者
   スヴェトラーナ・コドチェンコワ
    :イリーナ/イスタンブール在住ソ連通商使節団員
   キャシー・バーク
    :コニー・サックス/
            英国諜報部「サーカス」調査課員
   デヴィッド・デンシック
    :トビー・エスタヘイス「プアマン」/
            英国諜報部「サーカス」幹部
   サイモン・マクバーニー
    :オリヴァー・レイコン/英国情報機関監視役次官

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『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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