TV「スマステ!!月イチゴローランキング5」4月・5月

スマステ!!月イチゴロー ランキング2013.5.18
イナガキ ベスト5(第5位)
映画「リンカーン」

ハリウッドの巨匠にして世界最強のヒットメーカー、スティーヴン・スピルバーグが、12年間構想を温めてきた念願の企画を実現させた。アメリカ史上最も愛された大統領、エイブラハム・リンカーンの知られざる真実のドラマ。南北戦争によって国家が分断された激動期に「すべての人間は自由であるべき」という理想と信念を貫いた男の肖像を映し出す作品です。
人が自由であるための道を拓く法律、米国憲法修正第十三条を議会で通過させて、悲惨な南北戦争という内戦をどのようなかたちで終結させるか...若者を死地に送る痛みに苛まれながらも、人間の自由を確立しなければならない。心で葛藤を繰り返しながら、ふたつの命題を実現するために、リンカーンは知恵と勇気、不屈の闘志を駆使する。リンカーンの理想を貫くためにさまざまな策も厭わない現実主義者的な一面、これまであまり伝えられなかった妻や子供との葛藤などが浮き彫りにされていく。そこには自らの信念にしたがって、孤立や誤解を恐れずに戦いぬいたひとりの男のドラマが香り立つ...。

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〈ストーリー〉
1865年1月、エイブラハム・リンカーンが大統領に再選されて、2カ月が経っていた。
国を二分した南北戦争は4年目に入り、大勢は大統領が率いる北軍に傾いていたが、リンカーンにはすぐさま戦争を終結させるつもりはなかった。奴隷制度に永遠の別れを告げるため、たとえ多くの死者が出ても合衆国憲法修正第十三条を下院議会で批准する前に戦争を止めるわけにいかなかった。
リンカーンの妻のメアリー・トッドは南部出身で、夫とは口論が絶えず必ずしも、良好な関係とはいえなかったが、心の底で夫を信じていた。リンカーンは国務長官ウィリアム・スワードを介して、議会工作を進めるべく指示する。同じ共和党の保守派プレストン・ブレアを使って党の票をまとめても、成立させるためには20票、足りなかった。リンカーンはあらゆる策を弄するように命じ、スワードはW.N.ビルボをはじめとするロビイストを駆使して、敵対する民主党議員の切り崩しにかかる。
その動きを冷ややかににみつめていたのは、奴隷解放急進派のタデウス・スティーブンスだった。彼はリンカーンがどこかで妥協するのではないかと考えていた。リンカーンにとってホッとできるのは末息子のタッドと過ごすひと時だけだった。長男のロバートとは話す時間もなくぎくしゃくしていたが、ロバートは正義感で母の強硬な反対を押し切って、北軍に入隊してしまった。リンカーンは無事な学生でいてほしいという父としての願いを抑え、ただ見守るしかなかった。
南北戦争の和平交渉が早く進む事態となって、リンカーンは1月25日、下院議会に合衆国憲法修正第十三条に提出する。思惑と工作が蠢くなか、果たして多数派工作は成功したのか。ひとり静かにホワイトハウスで結果を待つリンカーンだったが、その後に過酷な運命が待ち受けているとは予想もしていなかった...。

公式サイト、http://www.foxmovies.jp/lincoln-movie

原題/LINCOLN
製作/2012年
公開/2013年4月19日 アメリカ映画 150分

監督/スティーヴン・スピルバーグ
原作/ドリス・カーンズ・グッドウィン『リンカーン』
脚本/トニー・クシュナー

出演/ダニエル・デイ=ルイス
    :エイブラハム・リンカーン/
             アメリカ第16代合衆国大統領
   トミー・リー・ジョーンズ
    :タデウス・スティーヴンス/共和党議員
   サリー・フィールド
    :メアリー・トッド・リンカーン(エイブラハムの妻)
   ジョセフ・ゴードン=レヴィット
    :ロバート・リンカーン(エイブラハムの長男)
   デヴィッド・ストラザーン
    :ウィリアム・スワード/アメリカ国務長官
   ジェームズ・スペンダー
    :W.N. ビルボ/共和党議員・ロビイスト
   ハル・ホルブルック
    :プレストン・ブレア/共和党議員

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