映画「バトルシップ」パンフ

全米に先駆けて日本で先行公開となった本作は、映画史に残るヒット作を送り出してきたユニバーサル映画が100周年を記念して贈る、アニバーサリー大作です。
舞台はハワイ・真珠湾沖。アメリカを始めとする太平洋に面した世界各国の軍艦が集結して大規模な環太平洋海軍合同演習(リムパック)が行われる中、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの偵察船だった。しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは防衛本能から次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍のアレックス・ホッパー大尉と、彼がライバル心を燃やす日本のイージス護衛鑑の艦長・永田だった。弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。果たして彼らはエイリアンの攻撃を阻止することが出来るのか...?

『イージス艦とイージス・システム』
イージス・システムとは、艦隊に襲来する多数の対艦ミサイルを探知、攻撃するために米海軍が開発した艦隊防空システム。100以上の目標を探知・識別・追尾し、十数基のミサイルを同時に抑撃できる。このシステムを搭載した軍艦をイージス艦といい、アメリカ(83隻)、日本(6隻)、ノルウェー(5隻)、スペイン(4隻)、韓国(2隻)が保有し、オーストラリアも建造中である。

『リムパックとは?』
リムパックは「Rim of the Pacific Exercise」の略で、日本では「環太平洋海軍合同演習」と訳されています。アメリカ第3艦隊の主催で、ハワイ周辺海域を舞台に、1971年から2年に1度実施されており、日本の海上自衛隊は1980年から参加しています。2010年には、アメリカ、カナダ、日本、韓国など14カ国から、艦艇40隻、航空機170機、人員2万名が参加しました。
リムパックの当初の目的は、ソ連海空軍に対して、環太平洋諸国海軍が、航空打撃戦、対潜戦、対空戦などを演習するものだったが、最近は対テロ戦といった非対称戦や人道救援、捜索救援、大規模災害派遣なども想定して行われるようになりました。
映画で登場した戦艦「ミズーリ」も、1988年、1990年の2度にわたってリムパックに参加しています。


『戦艦からイージス艦に』
巨砲を搭載し、分厚い装甲で覆われた戦艦は、第二次大戦までは文字通り主力艦として君臨し、各国の海軍は戦艦を中心とする艦隊決戦によって訓練に励んだ。しかし、日本海軍による真珠湾攻撃によって、戦艦が航空機の前に無力であることが判明し、海戦の主力は、空母と潜水艦に取って代わられ、戦艦は空母機動部隊の防空直衛や船団護衛、対地艦砲射撃などを任務するようになった。
第二次大戦後、対空ミサイルを搭載した艦隊防空用の巡洋艦や駆逐艦が登場すると、戦艦の役目は対地艦砲射撃のみとなり、アイオワ級以外の戦艦は姿を消していった。トマホーク搭載艦としてなら、防空能力の優れたイージス艦の方がはるかに効率的と考えられたからだ。


『日本海上自衛隊 イージス護衛艦「みょうこう」』
海上自衛隊初のイージス艦である「こんごう」型の3番艦として1996年に就役した。このクラスはアーレイ・バーク級をモデルに設計されたが、イージス艦数十隻を保有する米海軍に対して、自衛隊のイージス艦は文字通り虎の子の存在であり、艦隊旗艦としての機能を持たせたため、艦橋構造物は同級より1層高くなっている。Mk41垂直発射機の配置はアーレイ・バーク級のフライトI/IIと同じく、前部に29セル、後部に61セルの計90セルだが、発射ミサイルはスタンダード対空ミサイルとアスロック対潜ロケットだけで、米艦のようなトマホーク巡航ミサイルは装備されていません。本級も弾道ミサイル防衛(BDM)対応近代化改装を実施しており、「みょうこう」は2009年にその工事を完了しました。

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〈ストーリー〉
ハワイ、オワフ島の繁華街にあるバー。定職にも就かず、自由を謳歌している青年、アレックス・ホッパーは海軍士官の兄、ストーン・ホッパーに呼び出され、海軍入隊を勧められる。だが、兄の忠告を聞き流し、バーに入ってきたブロンド美女にひと目惚れし大騒動を引き起こしてしまう。翌日、アレックスは彼女が海軍のシェーン提督の娘だったと知り驚くのだった...。

それから5年。オアフ島沖では、アメリカ海軍主催による環太平洋海軍合同演習(リムパック)が行われ、世界14カ国から2万人のシーマンが集結していた。その中に、今や海軍士官として研鑽を積むアレックスの姿もあった。しかし、相変わらず性格は無鉄砲で負けず嫌い。軍隊に入っても問題ばかり起こし、兄・ストーンに心配ばかりかけていた。
アレックスの身を案じる人物がもう一人いた。5年前に出会った恋人・サマンサ「サム」だ。彼女は、艦隊の総司令官である父のシェーン提督に、アレックスが結婚の許しを得る日を心待ちにしている。しかし、またもトラブルを引き起こしたアレックスは、提督の前でサムとの結婚を切り出す機会を失ってしまう。
トラブルになった相手は、日本の海上自衛隊、護衛艦「みょうこう」の指揮を執る永田だった。前回の演習で、彼の艦とアレックスの艦が接触事故を起こして以来、ふたりは犬猿の仲にある。サッカー親善試合でも激しく接触プレーを繰り返したふたりは、その後、軍艦内の洗面所で殴り合いのケンカを演じ、シェーン提督から大目玉をくらう。シェーン提督から報告を受けた兄ストーンは「この演習が終わったら、おまえは解任される」とアレックスに告げるのだった...。

そんな頃、コロラド州の国際ビーコン・プロジェクト基地において、宇宙から飛来する5つの物体が確認された。物体は大気圏突入前に宇宙衛星に衝突し、さらに多数の個体となった。ハワイのビーコン基地でもその様子が捉えられ、キャル・ザパタ博士は「NASA」の本部と緊急連絡をとる。
物体のひとつは真珠湾の南240キロに落下した。空母「ロナルド・レーガン」で指揮を執るシェーン提督は、落下地点に近い米駆逐艦「サンプソン」と「ジョン・ポール・ジョーンズ(JPJ)」、そして海上自衛隊の「みょうこう」の3艦に、現場調査に向かわせる。同様の物体は、北半球の各地に落下、特に香港では市街地に甚大な被害をもたらしていた。

アメリカ国防総省(ペンタゴン)では、謎の物体の正体解明に向けた緊急会議が招集された。そこで明らかになったことは、ビーコン・プロジェクトが地球からグリース太陽系の惑星に向けて友好的な呼びかけを行った結果、「答え」として飛来したのが謎の物体だったことだった。しかし、謎の物体がどういう意図・目的で飛来したのか不明のままだ...。

ハワイ沖の海面にそびえ立つその物体。目視では確認されるのに、なぜかレーダーには捉えられない。ボートで接近したアレックスが海中からそびえたつ謎の物体に手を触れると同時に物体は激しく発光、天空に強力なエネルギー波を放射してバリアを構築する。そのバリアはハワイ全土と現場調査にあたった3艦を覆い、無線も通じず閉じ込められてしまう。得体の知れぬその飛行艦は、アレックスらが音を発すると、巨大な超音波を返し、威嚇射撃を試みると、ミサイル攻撃をしてくるのだ。
基地との連絡もとれず、戦闘機の応援も望めない孤立無援の状態に置かれた3艦。最初に被弾したのはJPJだったが、続いてアレックスの兄が指揮を執るサンプソンが大量のミサイル攻撃で沈没。砲撃をかいくぐりJPJに戻ったアレックスだが、艦長、副艦が犠牲となり、生き残った最上級士官はアレックスだった。そして彼は兄の仇とばかりに、艦長代理として全面攻撃を命令する。攻撃すればするほど相手の反撃も激しさを増し、援護役のみょうこうも大量被弾し沈没寸前。それでも攻撃に突き進もうとしたアレックスを部下たちが止める。冷静さを取り戻したアレックスは、みょうこうの乗組員の救助に向かう命令を出す。

部下の命を預かる艦長の責任の重さを痛感した彼は、JPJに乗り移ってきた永田1等海佐と協力して、未知なる敵に立ち向かおうと決意する...。

原題/BATTLESHIP
製作/2012年
公開/2012年4月13日  アメリカ映画  131分

監督/ピーター・バーグ
原案/ハスブロ社ゲーム『バトルシップ』
脚本/ジョン・ホーバー
   エリック・ホーバー


出演/テイラー・キッチュ
    :アレックス・ホッパー/
       アメリカ海軍大尉イージス駆逐艦
        「ジョン・ポール・ジョーンズ」艦長代理
   浅 野 忠 信
    :永田ユウジ/日本海上自衛隊1等海佐・
           イージス護衛鑑「みょうこう」艦長
   リーアム・ニーソン
    :シェーン(サムの父)/
        アメリカ海軍大将(提督)・
            空母「ロナルド・レーガン」艦長
   アレクサンダー・スカルスガルド
    :ストーン・ホッパー(アレックスの兄)/
       アメリカ海軍中佐・
           イージス駆逐艦「サンプソン」艦長
   ブルックリン・デッカー
    :サマンサ「サム」(アレックスの恋人)/
        アメリカ軍セラピーセンター理学療法士
   リアーナ
    :カーラ・レイクス「ウェップス」/
        アメリカ海軍下士官・
         イージス駆逐艦
         「ジョン・ポール・ジョーンズ」射撃手
   ハーミッシュ・リンクレーター
    :キャル・ザパタ/「ハワイ・ビーコン基地」
                     科学者・博士
   ピーター・マクニコル
    :アメリカ合衆国国防長官
   ジョン・ツイ
    :ウォルター・リンチ「ザ・ビースト」/
        アメリカ海軍兵曹長・
         イージス駆逐艦
         「ジョン・ポール・ジョーンズ」艦員
   ジェス・プレモンズ
    :ジミー・オード「オーディ」/
        アメリカ海軍上等水兵・
         イージス駆逐艦
         「ジョン・ポール・ジョーンズ」艦員
   グレゴリー・D・ガドソン
    :ミック・キャンデス/退役アメリカ陸軍中佐

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『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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