映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」パンフ

80歳で生まれ、若返っていく 数奇な人生を生きた、ある男の物語...。
私は数奇な人生のもとに生まれた...。「グレート・ギャツビー」で知られる F・スコット・フィッツジェラルドが、1920年代に書いた短編を基にした『ベン ジャミン・バトン 数奇な人生』は、こうして幕を開ける。それは 80歳で生ま れ、年をとるごとに若返っていく男の物語。ほかの人々と同じように、彼にも時を止めることはできない。
第一次世界大戦末期の1918 年にニューオーリンズで始まり、21世紀へと続く彼の人生は、たとえようもないほど不思議なもの。「普通」とは言い難い彼は、 出会った人々や場所を心に刻み、愛と出会い、愛を失い、生の喜びと死の悲しみに震えながら、壮大な旅を続ける...。

本作の基になっているのは、1920年代に書かれたF・スコット・フィッツジェ ラルドの短編小説。フィッツジェラルド自身はマーク・トウェインによる、「もし、人が 80歳で生まれ、ゆっくりと18歳に近づいていけたなら、人生は限りな く幸福なものになるだろうに」という言葉にインスピレーションを受けた。
フィッツジェラルドの短編はとても風変わりだったため、その映画化は、あま りにも野心的、あまりにも空想的で実現は難しいと長い間思われていた。そして、 このプロジェクトは40年以上、宙に浮いた形になっていたが、そんなときにプロデューサーのキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルの目に留まった。 また、エリック・ロス、デヴィッド・フィンチャー、そしてブラッド・ピットも同 じように、10年以上もこのプロジェクトを気にしていたのだった。

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〈ストーリー〉
『誕生』
ベンジャミンは1918年、第一次世界大戦終結のニュースで沸くニューオーリ ンズで生まれた。普通なら、いい夜に生まれたと言えよう。彼の母は出産で命を落とし、父は息子の姿に恐れおののき、生まれたばかりの息子を、「ノーラン・ハウス」という老人ホームの階段に置き去りにしてしまう。 ホームを営む黒人女性クイニーは、置き去りにされた赤ん坊を拾う。ベンジャミンと名付けられたその男の子は、すぐにクイニーの施設の老人たちの中に溶け込んでいった。なぜなら彼は、80歳の肉体で生まれてきたからだ。
「母親」クイニーの惜しみない愛情に包まれて、ベンジャミンは成長していった。車椅子から立ち上がって歩き出し、しわが減り、髪が増え...そう、ベンジャミンは日に日に若返っていったのだ...。

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『出逢い』
1930年、感謝祭。その日、ベンジャミンは、将来自分の人生を変えることになる少女と出逢う。施設の入居者のフラー夫人を訪ねてきた孫娘、6歳のデイジーだ。ふたりはすぐに心を通わせ、ベンジャミンは自分の秘密を打ち明けるが、デイジーはそのことを既に魂で感じていた。
ある日、ベンジャミンは「働かないか」と誘われてタグボートのマイク船長の船に乗り、さまざまな「初めて」を体験する。海、労働、女性、帰り道に声をかけられた男と飲んだ酒。男の名はトーマス・バトン、ボタン製造会社のオーナーだ。実は彼こそが、ベンジャミンを捨てた父親だった。出産直後に亡くなった妻との、息子を守るという約束を果たせず後悔の日々を送っていたトーマスだが、ベンジャミンに真実を語る勇気はなかった...。

『旅立ち』
人生の最後を静かに送る老人たちは、ベンジャミンにさまざまなことを伝えては、この世を去っていく。中でもピアノを教えてくれた老婦人の言葉は、ベンジャミンの心に深く刻まれる。
「人は皆、愛する人を失うのよ。失って初めて大切さがわかるの...」
1936年、ベンジャミンは外の世界へ旅立つことを決意する。皆に別れを告げ、デイジーには葉書を書くと約束して、再びマイク船長と共に海へ出る。
フロリダ、ニューファンドランド、グラスゴー、リバプール...そしてロシアで、ベンジャミンは初めて恋におちる。相手は英国のスパイの妻、エリザベス・アボット。だが、その恋は短命だった。1941年、太平洋戦争が始まり、エリザベスは消え、ベンジャミンの船は戦争に駆り出される...。

『帰還』
マイク船長、そして共に戦った男たちの死を見届けるベンジャミン。1945年、戦争は終わり、夢半ばで散った彼らの想いを胸に、ベンジャミンは家に帰る。まもなく彼は、すっかり美しく成長したデイジーと再会する。彼女は、ニューヨークでモダン・バレエのダンサーとして活躍していた。自分の魅力を知っているデイジーはベンジャミンを誘惑するが、彼女を大切に想うベンジャミンは「君はまだ若い」となだめるのだった...。

そして、トーマスは遂に自分が父親だと、ベンジャミンに打ち明ける。不治の病で余命わずかのトーマスは、ベンジャミンの母親との幸せな思い出を語り、ボタン工場や屋敷など全財産を譲りたいと申し出るのだ...。

原題/THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作/2008年
公開/2009年2月7日  アメリカ映画  167分

監督/デヴィッド・フィンチャー
原作/F・スコット・フィッツジェラルド
   『F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説より』
脚本・映画版原案/エリック・ロス
映画版原案/ロビン・スウィコード

出演/ブラッド・ピット
    :ベンジャミン・バトン/数奇な運命の男
   ケイト・ブランシェット
    :デイジー/モダン・バレエダンサー
   タラジ・P・ヘンソン
    :クイニー(ベンジャミンの育ての親)/
      老人ホーム「ノーラン・ハウス」黒人女性経営者
   ジュリア・オーモンド
    :キャロライン
   ジェイソン・フレミング
    :トーマス・バトン(ベンジャミンの実父)/
                 ボタン製造会社オーナー
   イライアス・コーティーズ
    :ムッシュ・ガトー
   ティルダ・スウィントン
    :エリザベス・アボット/イギリスのスパイの妻
   ジャレッド・ハリス
    :マイク/タグボート船長
   エル・ファニング
    :デイジー/6歳の少女《幼少期》
   マハーシャラルハズバズ・アリ
    :ティジー(クイニーの恋人)/黒人男性

映画チラシ・パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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