映画「インテリア」パンフ

『アニー・ホール』でアカデミー監督・脚本賞に輝きハリウッドの新しいコメディ・キングの座に就いた鬼才、ウディ・アレンが初めて笑いを排したシリアス・ドラマを手掛けたことで話題となった作品。
ニューヨーク近郊のロングアイランド。はた目にも知的で裕福なファミリーが、内側から音をたてて崩壊していく。かねて冷えきっていた両親の離婚。それに続く父の再婚と母の自殺。その家庭危機に直面したのは美しく成長した三姉妹。家族の絆とは?人生の哀感と機微が人間心理の葛藤を通して浮き彫りにされていく...。

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〈ストーリー〉
大西洋の荒波が打ちつけるロングアイランドの海岸沿いに見るからにモダンな白い家がある。主人は裕福な実業家・アーサー。高名なインテリア・デザイナーである妻・イヴとは30年も連れ添ってきた。二人の間からは三人の美しい娘たちがそれぞれ巣立っていた。
長女のレナータは売れっ子の女流詩人。母の芸術的センスをもっとも色濃く受け継いだ彼女だったが、売れない作家の夫・フレドリックとの間がしっくりいっていない。
次女のジョーイは姉妹の中で一番感受性が強く、姉・レナータに強烈なライバル意識を持っている作家。映画作家である夫・マイクとともにニューヨーク在住である。そして三女のフリンは恵まれた容姿を生かしてハリウッドでTV女優として活躍している。

ある冬の朝、アーサーが妻・イヴと長女・レナータ、次女・ジョーイの二人の娘を前にしてショッキングな告白をした。イヴと試験的別居に踏み切りたいという。自分なりの美意識と創造力で家庭を支配してきた妻の生き方にもはや耐えられなくなったというのだ。子供たちが大きくなるまではと我慢してきたが、これからは自分の人生を生きてみたいという。イヴには思ってもみないことだった。夫がまさかそんな風に自分を感じていたとは...。やがて妻は一人ひっそりと家を出て行った。
娘たちは家を出た母親に対していままで以上に細やかな心づかいをしめしたが、母は遂にガス自殺を図ったのだ。発見が早かったおかげで生命はとりとめた。しかしこうまでして夫とのよりを戻したいと考えていたイヴに対して、アーサーの意思は固かった。その後、アーサーは新しい女を家に引き入れた。レナータのコネチカットの家で開かれたディナー・パーティに、欧州旅行帰りのアーサーがパールという女性を連れて来た。フロリダから来た未亡人だという彼女は、イヴとは対照的に知性よりもハートで反応する女だった。妹・ジョーイとともに父を激しく非難したレナータだったが、パールを見ながら何となく父の気持ちも分かる気がした。間もなく、アーサーはイヴに正式離婚を切り出すのだ...。

原題/INTERIORS
製作/1978年
公開/1979年4月14日  アメリカ映画  93分

監督・脚本/ウディ・アレン

出演/クリスティン・グリフィス
    :フリン(アーサーの三女)/TV女優
   メリー・ベス・ハート
    :ジョーイ(アーサーの次女)/女流作家
   リチャード・ジョーダン
    :フレドリック(レナータの夫)/作家
   ダイアン・キートン
    :レナータ(アーサーの長女)/女流詩人
   E・G・マーシャル
    :アーサー/実業家
   ジェラルディン・ペイジ
    :イヴ(アーサーの妻)/インテリア・デザイナー
   モーリン・ステイプルトン
    :パール(アーサーが連れて来た女性)/未亡人
   サム・ウォーターストン
    :マイク(ジョーイの夫)/映画作家

映画チラシ・パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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