映画「家路」チラシ

福島の農村を舞台に震災後を生きる家族を通して描く、再生の物語。
家族とは、人間とは、命とは...。名優たちが織りなす普遍的な人間ドラマです。
予想だにしていなかった未曾有の状況を前に、人はどのように生きるのか?日本の原風景ともいえる厳しいながらも美しい自然の中で、農作物という命を育て、先祖代々受け継いできた土地を守りながら生きてきた、ある農家を描く。彼らにとって、土地を突然に奪われることは、故郷や生活の糧だけでなく、農民の誇りを失うということでもある。その事態に農家の長男として生きてきた兄は絶望し、苦悩する。また、無人の故郷に戻った次男の次郎は、たった一人で田を起こし、苗を育てようとする。深い葛藤を抱えながらも、希望を見出そうとする家族の物語は、震災後の家族に焦点を当てながら、兄弟の愛憎、母と息子の愛情、父と子の葛藤、そして夫婦の絆も描き出します。

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〈ストーリー〉
あの日から、誰も立ち入れないはずの家に、次郎は誰にも告げずに帰ってきた。ある出来事をきっかけに、一度も戻らなかった故郷。次郎にとって、そこは懐かしい母のいる自らの原点であるとともに、二度と戻りたくない場所でもあった。なぜ震災後の今、彼は無人になった故郷に帰ってきたのか...。
一方、前妻の長男で、次郎の腹違いの兄である総一は、先祖から受け継いだ土地を震災によって失い、家業だった農業もできずに、やり場のない思いをぶつけられる数少ない相手のはずの妻・美佐は昔のようにデリヘルで働くという現実に毎日を鬱々と過ごす。不条理な現実に、僅かな光さえ見いだす事ができず、彼の心身は荒れ果てていた。
そして、総一の継母である登美子は、総一と美佐に遠慮しながら狭い仮設住宅で同居を続けている。血のつながらない家族と暮らす彼女の心に去来するのは、20年近く前のある出来事の後、夫に言われるがままにたった一人の自分の血を分けた息子・次郎の背中を見送ったことへの深い後悔だ。ここに次郎がいてくれたら...そう思わずにいられない母もまた、大きな喪失を抱えながらやりきれない毎日を過ごしていたのだ...。

やがて次郎の帰還は総一の知るところとなり、総一は警戒区域に次郎を迎えに行く。田圃を耕す次郎を見つけ、たまらず抱え込んでいた複雑な思いをぶつけてしまう総一。そんな総一に、次郎は「ここで、もう一回やり直したい」と告げる。仮設住宅にやってきた次郎に「みんなそろったね」と静かに喜ぶ母。何事もなかったかのように、次郎と登美子は米の話をする。そして翌日、母子はかつて家族で過ごした家へと続く道をたどり始める。一方で総一も、決断が出来ぬままにいた、別の土地で生きることを模索し始めるのだった。

公式サイト、http://www.bitters.co.jp/ieji/

製作/2014年
公開/2014年3月1日  日本映画  118分

監督/久保田   直
脚本/青 木 研 次

出演/松山 ケンイチ:次郎(登美子の息子)
   田 中 裕 子:登美子(次郎の母)
   安 藤 サクラ:美佐(総一の妻)
   内 野 聖 陽:総一(前妻の長男/次郎の腹違い兄)
   山 中   崇:北村(次郎の同級生)
   田 中 要 次:(総一の友人)
   光 石   研:(総一の友人)
   石 橋 蓮 司:(登美子の夫/総一、次郎の父)


映画チラシ・パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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