映画「真夏のオリオン」チラシ2

1957年公開のアメリカ映画に、『眼下の敵』という作品がある。
第二次世界大戦中のドイツ潜水艦とアメリカ駆逐艦の1対1の攻防を描いた作品だが、いわゆる戦争アクションとは一線を画し、両艦2人の艦長が繰り広げる人間対人間の信念と誇りのぶつかり合いこそが、ドラマの主軸となっていた。そしてすべての決着がついたとき、互いの間には、艦長としての誇りとシーマンシップにより、深い友情が生まれていた。この名作こそが本作『真夏のオリオン』の原点であった。
本作の脚本開発の足がかりとして、第二次世界大戦での海戦を生き抜いた、日米の退役軍人とその家族に綿密な取材を続け、そうした取材の結果、生み出されたのが、本作の主人公、イ-77潜水艦艦長「倉本孝行」像であり、対するアメリカ駆逐艦艦長「マイク・スチュワート」像だった。

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〈ストーリー〉
現代。教員を目指す倉本いずみのもとに、アメリカから一通の手紙が届いた。
手紙には、差出人の祖父の遺品という楽譜が添えられていた。その楽譜は、いずみの祖母・有沢志津子が書いたものだった。日本人の手で書かれた楽譜が、なぜ、時を経てアメリカから届いたのか?いずみはたった1枚の楽譜を頼りに、64年の時を紐解くことになる...。

1945年(昭和20)8月。第二次世界大戦末期、沖縄南東海域...。
日本軍は、米海軍の燃料補給路を叩くため最後の潜水艦隊を配備していた。日本の戦局は日に日に悪化を辿り、米軍の本土上陸が近い今、この作戦は最後の防衛ラインともいえた。
イ-77の艦長・倉本孝行は、共に同作戦に参加するイ-81の艦長・有沢義彦とは海軍兵学校からの親友であり、その妹・志津子とも互いに想いを寄せ合う仲だった。出航前、志津子は倉本に自作の楽譜を手渡した。イタリア語で「真夏のオリオン」と題された譜面には、倉本のメッセージが書き添えられていた。
「オリオンよ、愛する人を導け」
真夏の夜空に輝くオリオンは吉兆といわれ、志津子はその星に愛する人の帰還を願ったのだ。
倉本たちが迎え撃つのは、米海軍駆逐艦「パーシバル」。艦長のマイク・スチュワートは、海軍きっての歴戦の勇士であり、日本軍の人間魚雷「回天」の攻撃で弟を亡くしたことで、さらなる闘志をみなぎらせていた。スチュワート艦長は、大胆かつ周到な知略で前衛の有沢が指揮するイ-81の防衛ラインを突破し、倉本たちの艦へと迫っていた...。
公式サイト、http://manatsu-orion.com

英題/LAST OPERATIONS UNDER THE ORION
製作/2009年
公開/2009年6月13日 日本映画

監督/篠 原 哲 雄
原作/池 上   司『雷撃深度一九・五』
映画化原作/福 井 晴 敏
      飯 田 健三郎『真夏のオリオン』
脚本/長谷川 康 夫
   飯 田 健三郎
脚色/福 井 晴 敏

出演/玉 木   宏:倉本 孝行/日本海軍少佐
             「イ-77潜水艦」艦長
   北 川 景 子:有沢志津子(義彦の妹)
      (二役):倉本いずみ(現代)
   堂 珍 嘉 邦:有沢 義彦/日本海軍少佐
             「イ-81潜水艦」艦長
   平 岡 祐 太:坪田  誠/
             「イ-77潜水艦」軍医長
   吉 田 栄 作:桑田 伸作/
             「イ-77潜水艦」機関長
   吹 越   満:中津  弘/
             「イ-77潜水艦」航海長
   益 岡   敏:田村 俊雄/
             「イ-77潜水艦」水雷長
   鈴 木 瑞 穂:鈴木 勝海(現代)
             元「イ-77潜水艦」乗員

映画チラシ・上映中パンフレット販売
『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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