映画「ゴーストライター」パンフ

元英国首相、アダム・ラングの自叙伝執筆を依頼されたゴーストライター。ラングが滞在する真冬のアメリカ東海岸の孤島に1ヶ月間閉じ込められることと、締め切りまで時間がないことを除けば、いい仕事のはずだった。しかし、前任者のゴーストライターは事故で死んだという...。
仕事を始めた直後、ラングにイスラム過激派のテロ容疑者を「不法」に捕え、拷問にかけたという戦犯容疑がかかる。また、はかどらない原稿と格闘していく中で、ラングの発言と前任者が遺した資料との間に矛盾を見出し、ラングの過去に隠されたもっと大きな秘密に気づき始める。やがて彼は、ラングの妻・ルースと専属秘書のアメリアとともに、国際政治を揺るがす恐ろしい巨大な渦に巻き込まれていく...。

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〈ストーリー〉
ある日、代理人・リックから仕事の依頼をうけた男。その仕事とは、元英国首相アダム・ラングの自叙伝執筆...つまり、ラングの「ゴーストライター」になって、自叙伝を書き上げるというものだった。
アダム・ラングは見た目の華やかさで人気を博したスターのような首相だった。自叙伝はすでに、ラングが首相だった頃の補佐官、マイク・マカラによって書かれていたが、その出来はひどいもので、書き直しを命じられたマカラは、大酒を飲んでフェリーから落ちて溺死したという。その後任としての依頼であった。

乗り気でなかったが、出版社「ランハルト社」に出向くと、面接官としてニューヨーク支部のマドックスとラングの顧問弁護士クロールが待っていた。政治には興味がないと率直に話したが、彼らが提示した、1ヶ月以内に原稿を仕上げること、米国で公演中のラングが滞在する東海岸の島に行って仕事をするという条件をのむと、即決された。さっそくその晩、ラングのもとへ発つことになったのだ。
しかし、仕事を引き受けた直後に強盗に遭う。そして追い打ちをかけるように、空港のラウンジのテレビで、元首相アダム・ラングがイスラム過激派のテロ容疑者をCIAに引き渡し、その際に不当な拷問をした疑いがあるというニュース速報が流れる。事実ならば、ラングは戦犯として起訴されることになるという...。

ラングの邸宅は厳重な警備が敷かれていた。ラング専属の女性秘書、アメリア・ブライから守秘義務の契約書にサインを求められ、前任者のマカラが書いた原稿は屋外への持ち出し厳禁だと告げられる。原稿に目を通してみると、それは想像以上にひどい代物だった。ラングの家系や経歴など、つまらない前文がやけに長いのだ。ため息とともに顔を上げると、そこにはラングの妻・ルースが立っていた。彼女は僕を後任者に推薦したのは自分だと言った。
その晩、ルースとアメリアと共に、空港でラングを迎え、自己紹介した。
「僕はあなたのゴーストです...」。

翌朝からラングのインタビューに取りかかった。政界入りのきっかけを聞くと、ラングはこう語った。当時選挙活動を手伝っていた女性・ルースに一目惚れして、彼女に近づくために共和党へ入党したのだという。
そこへ、元外相のリチャード・ライカートがハーグ国際刑事裁判所(ICC)に、ラングの調査を依頼したというニュースが飛び込んできた。報道ヘリが飛び交い、弁護士が呼ばれ、緊迫した空気が邸宅を包む。出版社では、このスキャンダルで溢れ、邸宅の前にはデモを行う市民が詰めかけていた。邸宅で過ごすように言われ、用意された部屋は、事故死したというマカラの私物が残ったままの一室だった。そこで彼が隠していたラングの大学時代の写真や党員証のコピーが出てきた。だが、そこにあった日付は、ラングが語ったルースとの出会いよりも前に入党した記録だった。写真の裏には「P・エメット」という名前と電話番号が書かれていた。その番号に電話してみると、なんと出たのは元外相のライカートだった。なぜ、ライカートの番号が...?

マカラの死を不審に思い、遺体が発見された浜辺へ向かった。現場近くで会った老人は、フェリーから落ちたらこの浜へは漂着しないと言う。また死体発見前夜、懐中電灯を持った人影を見たと警察に証言した女性が、一週間前に階段から転落し、昏睡状態に陥っていると言うのだった...。


原題/THE GHOST WRITER
製作/2010年
公開/2011年8月27日
   フランス・ドイツ・イギリス映画  128分

監督・脚本/ロマン・ポランスキー
原作・脚本/ロバート・ハリス『ゴーストライター』

出演/ユアン・マクレガー
    :「ゴースト」(ラングのゴーストライター)/
                       ライター
   ピアース・ブロスナン
    :アダム・ラング/元イギリス首相
   キム・キャトラル
    :アメリア・ブライ(ラングの専属秘書)/
                       女性秘書
   オリヴィア・ウィリアムズ
    :ルース・ラング(アダムの妻)
   ティモシー・ハットン
    :シドニー・クロール(ラングの顧問弁護士)/
                        弁護士
   トム・ウィルキンソン
    :ポール・エメット/「ハーバード大学」教授
   ロバート・パフ
    :リチャード・ライカート/元イギリス外務大臣
   ジェームズ・ベルーシ
    :ジョン・マドックス/出版社「ランハルト社」
                  ニューヨーク支部長
   イーライ・ウォラック
    :海辺に住む老人
   ジョン・バーンサル
    :リック(ゴーストの代理人)


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『映画パンフ・プログラム・チラシ大辞典』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jidai2005/

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